「山東」を含む記事一覧
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2017年4月3日
それぞれの今を鳴らす ひと
岡田兄弟「岡田兄弟」の所属する「岡田音楽事務所」は、伊吹山のふもと、米原市村居田という集落にある。まわりには田んぼが広がり、野山が近く、夏にはホタルが舞う。「音楽事務所」という言葉が不似合いに思える、そののどかな風景のなかで岡田兄弟は生まれ育ち、それぞれ、歌を歌い、演奏活動をし、音楽教室などを開きながら暮らしている。 ... 続きを読む
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2016年6月2日
ゆっくりマルシェ in まいばら まち・文化
今月から、伊吹山のふもとのルッチプラザで、「ゆっくりマルシェ」が隔月で始まった。 近頃、手づくりのものなどを販売する定期開催のマルシェがあちこち開かれるようになったが、このマルシェにははっきり示された方向性があり、それが「ゆっくり」である。出店するお店は、暮らしにまつわる衣食住やエネルギーについて、「ていねい... 続きを読む
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2013年11月27日
天狗残滓 3 まち・文化
かつて、鬼と河童と共に日本三大妖怪と讃えられ、一世を風靡した天狗は、今、何処にいるのか。12月14日・15日に行われる彦根ゴーストツアーが契機となり、その残滓を探す3回目である。 まず、天狗は昔話のなかにいる。たとえば『山東昔ばなし』(山東町史談会編)には「天狗に旅行させてもらった話」(市場)「天狗岩とイボコ... 続きを読む
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2013年4月22日
「ルッチまちづくりネット」始動! まち・文化
「ぴかキャラ米原びと」マップの作成用取材(右から2番目が谷口さん) 「まちづくり」と聞いて人はどんな印象を持つだろう。まちづくりや地域活動といえば、特定の人たちが熱心にやっている、少しとっつきにくい印象を持つ人もいるのではないだろうか。 米原市では今、「まちづくりの垣根」を低くしようという活動がスタートし... 続きを読む
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2013年4月4日
マンボな話 まち・文化
大野木ワンダーランドのマンボ マンボである。先日、先輩からフェイスブック経由で問い合わせがあった。 隧道の話題で気になることがありました。マンポという言葉をご存じでしょうか。昨年出版された『湖猫、波を奔る』(弟子吉治郎著 / サンライズ出版)という竹生島と湖北地区を舞台にした小説があります。前半部分で西... 続きを読む
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2011年2月15日
まいばら山猫軒にて お店
ルッチプラザ内レストラン「粗!一寸」「まいばら山猫軒」の看板 今、米原市では「米原で親しむ宮沢賢治展」が開催されている。「賢治の世界を読む、見る、表現する」として、パネル展示や、演劇などが市内各所で行われている。 ルッチプラザ内のレストラン「粗!一寸(そ いっすん)」では展示にあわせて「まいばら山猫軒」がオープンしている。山猫軒は「注文の多... 続きを読む
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2009年11月11日
成菩提院に遺された三成の掟書 まち・文化
成菩提院 石田三成の生誕地から比較的近い場所で生まれ育ったせいだろうか、三成は私にとって身近な歴史上の人物、だった。少年時代の三成が秀吉を気遣った三杯の茶のエピソードは、繰り返し聞く昔話のようなものだ。ただ佐和山城主としての三成については長く知らずにいた。 佐和山城主、三成がどのように民政を進めていこうと... 続きを読む