「波兎」を含む記事一覧

  • 2011年4月25日

    波兎、北風に至る…… まち・文化

     『波兎の文様』コレクターである。古くから人気のある文様で家紋や陶磁器によく使われている。文様の名は別名『竹生島文様』とも呼ばれ、その名は謡曲『竹生島』に由来する。  緑樹影沈んで  魚木に登る気色あり  月海上に浮かんでは  兎も波を奔るか  面白の島の景色や  少なくとも僕は『竹生島』に由来するとそう考え...  続きを読む

  • 2011年1月19日

    2011 湖東・湖北 波うさぎ再び まち・文化

    波兎 五個荘金堂町の民家の波うさぎ 東近江市の垣見天神社の波うさぎ  実は、『波うさぎ』文様コレクターである。古くから人気のある文様で家紋や陶磁器によく使われている。前回の誌面で少し触れられていたが、『波うさぎ』の文様は別名『竹生島文様』と呼ばれ、その名は謡曲『竹生島』の 緑樹影沈んで 魚木に登...  続きを読む

  • 2010年12月28日

    年賀状に江と面白の島の景色や竹生島 まち・文化

    日本の伝統的文様「波兎」  竹生島には、日本三大弁才天を本尊とする宝厳寺、弁才天に加え龍神など四柱の神を祀る都久夫須麻(竹生島)神社がある。竹生島への信仰は、平安期から中世にかけて盛んで、名だたる戦国大名も島に対し手厚い保護をしていたという。その歴史的背景や琵琶湖に浮かぶ島という神秘性からか、滋賀県のパワース...  続きを読む