「出版」を含む記事一覧

  • 2021年8月4日

    山内さんの 愛おしいもの・コト・昔語り  番外編「山内さんの本」 まち・文化

    日本には古くから伝えられてきた文化や風習があります。 それは日本人の心の中に生き続けてきた貴重な財産です。 それが近年、急速に忘れ去られようとしています。 私は先人の〝知恵〟や〝想い〟が埋もれてしまうのをしのびなく思い、私の人生で経験し、心の糧として大切にしてきたことなど、記憶を掘り起こして、お話ししました。 ...  続きを読む

  • 2019年3月28日
    No Image

    半月舎だより 29 まち・文化

    春からはじまる本づくり  誰にでもあることだと思うが、なんでもないやりとりをふと思い出すことがある。店をはじめて最初に迎えた春のこと。「最近お店はどう?」と訊かれたので、「春になって、しぜんとお客さんが増えてきました」と所感を述べた。「そうかあ」とこたえたそのひとは、少し間をおいて思いがけずわらい、「春になって、とい...  続きを読む

  • 2018年5月3日

    史実の間を感じ取る ひと
    歴史時代小説作家 矢的竜さん

     彦根市古沢町、まさに石田三成の居城があった佐和山のふもとに、歴史時代小説作家・矢的竜さんは暮らしている。  53歳で早期退職した矢的さんは、文学賞への投稿を始め、10年目の2011年にデビュー。年に約一冊のペースで書籍を刊行してきた。そして今年3月、石田三成を主人公とした新作小説『三成最後の賭け』が新潮社から発...  続きを読む