「古本」を含む記事一覧
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2018年4月13日
半月舎だより 17 まち・文化
冬の古本研修旅行 高松編 (高知編からつづく) 二月なかば、「古本研修旅行」と称して同業者のNさんとともに極寒の湖北を脱出、一路四国に向かって三日目。短い旅は折り返し地点を迎え、わたしたちは香川県高松市へ向かった。 高松に到着して最初に目指したのは、昨年夏にオープンした新刊書店「ルヌガンガ」だ。店主のこだわりを映... 続きを読む
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2018年3月21日
半月舎だより 16 まち・文化
冬の古本研修旅行 高知編 彦根に暮らすようになって13年、未だにこのまちの冬の寒さ暗さには慣れない。たまらなくなって、昨年から「研修旅行」と称し、真冬の数日間あたたかい地方へ逃避行することにした。なぜか同行を申し出てくれた長浜の同業者Nさんとふたり、ひたすら古本屋を(ときには新刊書店も)目指す旅である。今年は高知と... 続きを読む
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2017年8月18日
半月舎だより 11 まち・文化
古本の師匠 最近、開店当初の写真を見る機会があった。現在約三千冊ほどの本に埋め尽くされている半月舎の本棚だが、店を始めた頃の写真をまじまじ見ると、棚はすかすかでなんだか心もとなく、「よくこれで『古本屋です』とお店をはじめたものだなあ」と、今にして思う。おそらく、最初に棚に並べた冊数は500に満たないほど。けれども、... 続きを読む
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2017年6月16日
半月舎だより 9 まち・文化
のらくろが見ている 店に入って本棚を見回したお客さんに、「ここの本は全部売っているの?」と聞かれることがある。この店の何がお客さんにそんな質問をさせてしまうのか…と思いつつ、「はい、だいたいの本は」とわたしは答えている。そう、本当は、売っていない本も棚にある。 そのうちの一冊が、「のらくろ漫画全集 少年倶楽部名作... 続きを読む
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2017年3月10日
半月舎だより 6 まち・文化
雪国をのがれて古本の旅 1月、彦根の冬の厳しさに辟易し、古本で行商しながら温暖な地方へと逃れる空想をしていた。そんな冗談半分の思いつきをツイッターに書きとめたら、ふたりのひとから応答があった。ひとりはわたしと同じく今年の厳しい冬に疲れた同業のNさんで、なんと同行を希望するという。もうひとりは2度ほどお会いしたことの... 続きを読む
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2016年12月5日
半月舎だより 4 まち・文化
どんな本でも引き取っています 「どんな本を引き取っているか」とよく訊かれる。多くの古本屋には専門の領域や得意なジャンルがあり、それに合わせて本を引き取ることが多いのだそうだ。しかし、古本屋で修行経験もなく、古書市場に仕入れにも行っていないわたしには、専門領域も得意ジャンルもない。小さな店舗に、どんなジャンルの本も引... 続きを読む
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2016年8月28日
半月舎だより まち・文化
半月舎という古本屋です 半月舎という古本屋をはじめて、9月で丸5年になる。 店は彦根の旧城下町のなかにある商店街「中央商店街」のはじっこから2番目の場所にある。一度移転しており、2年半ほど前までは「おいでやす商店街」のはじっこにいた。どうしてか、はじっこに縁がある。 店は、舎主のUさんと舎員の私、Mのふたりで営... 続きを読む
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2015年11月11日
まちライブラリー 植本祭 まち・文化
人と本とまちをつなぐ誰かが手放した本を、またべつの誰かに渡す、いわば古本屋という小商いをしている。引き取り、手入れをし、棚に並べ、誰かが手に取るのを待つ。そんなことを繰り返していると、「この本はどこから来て、どこへ行くのかな」と思うことがある。前の持ち主が古本屋で買った本を引き取ることもあるし、戦前にアメリカで買われた本を滋賀で引... 続きを読む
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2014年5月2日
月の移りかわり お店
半月舎「引越しします」というハガキが届いた。ハガキには、雲の上に正座して本を読んでいるひとの絵が描かれている。「旧店舗から徒歩5分」と解説がある。彦根の古本屋「半月舎」の移転のお知らせだった。 半月舎は、2011年9月に、古本とデザインをあつかうお店としてオープンした。約2年半、彦根市京町交差点の近くで営んだが、店... 続きを読む
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2013年9月23日
古本を片手に過ごす一日 まち・文化
ひこねウモレボン市ウモレボン市のキャラクター・「ワサンボン」。2011年の第1回ウモレボン市開催とともに誕生。無口そうにみえて、twitterなどで発言している。 小学生の頃、週末ごとにせがんでは、古本屋に連れて行ってもらっていた。図書館も好きだったけれど、古本屋の方が好きだった。自分のお小遣いでも買える本がたくさんある古本... 続きを読む
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2011年11月18日
湖畔のまちの古書店 お店
さざなみ古書店さざなみ古書店 中村恭子さん(61)は、ふらりと旅で訪れた長浜に一目で惚れて、北九州市から移り住むことにした。一目惚れだから多分、理由は無い。このまちで暮らしたいと思い、前々から淡く抱いていた古書店をしたいという願望が形になり、今年9月、長浜のまちなかに「さざなみ古書店」を開いた。中村さんが長浜に移り住んで... 続きを読む
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2011年10月12日
満ちても欠けても半月 お店
半月舎半月舎の店内 京町の交差点付近、今でも「浦部薬局」の看板がかかる建物に、「半月舎」というお店がオープンした。古本屋兼デザイン事務所だという。めずらしい組み合わせだが、舎主の上川七菜さんがデザインを、舎員の御子柴泰子さんが古本を担当し、二人で始めた。場所も家賃も二人で半分こするから、「半月舎」とつけたそうだ。... 続きを読む