「竹生島文様」を含む記事一覧
-
2020年3月25日
久し振りの竹生島文様 まち・文化
石頭山 千手寺千手寺境内 謡曲『竹生島』に「緑樹影沈んで 魚木に登る気色あり 月海上に浮かんでは 兎も波を奔(はし)るか 面白の島の景色や」と謡われている。日本の「波うさぎ」「波とうさぎ」「波にうさぎ」「波のりうさぎ」などと呼ばれる文様は、別名を「竹生島文様」という。僕は淡海発祥だと信じて疑わない。淡海の竹生島文様をコレ... 続きを読む
-
2011年6月2日
波うさぎの文様再び! まち・文化
伝馬所門右側 伝馬所門左側 「竹生島文様(波うさぎの文様)」を、僕は淡海発祥だと考えている。北国街道木之本宿、かつて伝馬所だった山路清平邸の門の両側にも、「波うさぎ」の文様がある。波を渡る兎を正面からとらえた図像だ。門の右側の瓦には2つに分かれた波に6つの波頭が、左側には4つの波頭が描かれ、時間の... 続きを読む
-
2011年5月18日
江國寺の波兎 まち・文化
彦根市本町にある江國寺の大黒堂の竹生島文様(一部)である。金箔を背景に跳ぶ波兎を見たのはここだけだ。 大石内蔵助は江國寺の大黒天像に、常に念じ続けたといわれている。『大黒天之由来』には『常寺に安置奉る所の大黒尊天は往昔元禄三年播州赤穂の城主浅野内匠頭の忠臣無二の遺人大石良雄が常に念づる処の本尊にして此の大黒天... 続きを読む