「東近江」を含む記事一覧

  • 2013年5月22日

    大一大万大吉の中華 お店
    万両力石 能登川本店

    「大一大万大吉」の看板  能登川駅の近く、県道2号線沿いに「大一大万大吉」の看板を掲げたラーメン店がある。「大一大万大吉」は「一人が万民のために、万民は一人のために尽くせば、天下の人々は幸福になれる」という意味で、石田三成の旗印としても有名だ。店の前を通る度に気になっていたのだけれど、今回お話を聞く機会をいた...  続きを読む

  • 2013年5月17日

    食が支える暮らしの安心 お店
    ファームキッチン 野菜花

     東近江市小倉町、旧愛東町だったこの地域に、地元の美味しい野菜やこだわりの食材、そしてここならではの伝統料理を味わうことができる場所が先月オープンした。その名も「ファームキッチン 野菜花(のなか)」。広い店内には湖東地域産の木材(kikito材)を使ったテーブルやカウンターがあり、大きな窓から愛知川沿いに広がる緑...  続きを読む

  • 2013年4月1日

    水に願いを、パンに想いを お店
    石窯パンcafeつむぎ

     愛知川の源流、永源寺ダムからもう少し奥へ進んだ東近江市蓼畑(たてはた)町に石窯でパンを焼く小さなパン屋がある。川沿いに建てられた店には石窯と併設してカフェスペースもあり、漂うパンの香りと四季折々の川の眺めを楽しみながらゆっくりとした時間を過ごすことができる。  パンを焼くのは高橋幸恵さん。7年ほど前、第二の人...  続きを読む

  • 2013年2月13日

    妖精の暮らす街、八日市 まち・文化

     昨夏のある夜、東近江市八日市の皇美麻(すめみま)公園に突如「妖精の木」が現れた。その木には人間の手のひらに載るほどの小さな妖精クヌートが宿り、彼を慕って小人や妖精たちが八日市のあちこちに引っ越してきてこっそり暮らし始めた。妖精自体は人間の目に映らないのだが、確かに商店街や保育園、図書館の片隅に妖精の家を示す小さ...  続きを読む

  • 2012年12月17日

    政所 茶レン茶ー 誕生!! まち・文化

     「宇治は茶どころ、茶は政所(まんどころ)」滋賀にはこう歌い始める茶摘み歌がある。  政所は東近江市の東部、旧永源寺町を構成した7集落のひとつだ。愛知川の源流域にあたり、川の両岸の斜面に民家と茶畑の鮮やかな緑が広がる美しい集落である。穏やかな日に訪れた稀人にとって、川底は白く、流れは清らかである。  近江の茶とい...  続きを読む

  • 2012年11月16日

    映像でつながる人の物語 まち・文化

     東近江市の永源寺図書館で、戦前の旧八日市尋常小学校の日々を記録した8ミリフィルムの上映会が行われた。企画したのは同市在住でNPO法人アートポリス大阪協議会滋賀支部の鋒山己之助さん。4年ほど前、映像の産業・文化・教育の振興で地域活性化を目指すアートポリスの活動に出会った。中でも世界ホームムービーの日(10月20日...  続きを読む

  • 2012年11月9日

    紅葉の永源寺で手打ちそばとラーメンを…… お店

    店長の西澤健治さん(左)と西阪和男さん  自然休養村センターという施設をご存知だろうか。自然休養村とは、昭和50年代頃から農林水産省が農業観光地域を指定し整備した事業で、当時は全国各地に様々な施設がつくられたそうだ。東近江市自然休養村センターもそのひとつで、昭和51年に永源寺の旦度橋のたもとに設立されて以来...  続きを読む

  • 2012年9月3日

    「がおん井の池」のこと まち・文化

    生き物観察会の様子  総本山永源寺の脇を流れる愛知川に沿うように走る道をわずかに下った、東近江市永源寺高野町に「がおん井(ゆ)の池」がある。3年前、同町の住民有志で組織した「高野の山里を愛する会」のメンバーが休耕田を利用して手作りしたビオトープ池だ。  8月18日、約70人の町民が参加して「生き物観察会と案山...  続きを読む

  • 2012年8月31日

    この夏も妖怪がアツかった まち・文化

     暑い夏を涼しく過ごす知恵として、人々は昔から怪談を楽しんできた。ゾッとする怖い話で涼をとる。今も昔も変わらぬ夏の風物詩だ。地域に昔から棲む妖怪たちが、地域や人々に恐怖と笑顔を同時に運んでいる。  7月22日、八日市で行われた「八日市は妖怪地 2012」にてデビューしたのは「東近江のガオさん」。子どもたちが近づいて...  続きを読む

  • 2012年7月27日

    滋賀県唯一のプロ大道芸人 ひと
    大道芸人 丸ちぇろさん

     街頭や舞台などで演じる「大道芸」。路上でボールをお手玉のように投げたり、中国ゴマを回したりするパフォーマンスを目にしたことがあるかもしれない。大道芸を行うプロは国内にも存在するが、じつは滋賀県のプロ大道芸人はたったのひとり、丸ちぇろさんしかいないという。丸ちぇろさんが演じるのは主にジャグリング。なかでもボウリン...  続きを読む

  • 2012年6月29日

    ピザ生地に自信アリ。八日市の老舗イタリアン! お店
    クッチーナ カプリチョーザ

    クッチーナ カプリチョーザの店内 店長の勝永章久さん フレッシュレタスと生ハムのピザ ゴルゴンゾーラチーズとはちみつのピザ  はじめてピザを食べた記憶を思い出してみる。家庭で食べた冷凍ピザ、喫茶店で食べたピザトースト、当時は「ピザパイ」と呼ばれていたかもしれない。日本初の宅配ピザ店がで...  続きを読む

  • 2012年4月11日

    Hakmokrenで過ごす時間 お店
    cafe & gallery Hakmokren

     旧五個荘町に昨年オープンしたカフェギャラリー「Hakmokren」。オーナーの有岡保行さん(62)が、築後200年の商家を、その趣を極力残して改装した。かまどや井戸が残る台所には、有岡さんがコレクションしてきた古い和食器を展示。ギャラリースペースの部屋には、各地からセレクトした陶器、ガラス、木工の作品が並んでい...  続きを読む

  • 2012年3月7日

    米の花のような…… お店
    辻川糀店

    辻川源一郎さん、加代さん夫妻 「昔はね、集落に1軒は麹をつくる家があったものです。家々で味噌を仕込むから麹が必要でした。だんだん味噌づくりする人が減っていって、自然に麹屋もなくなっていったんでしょう」。東近江市で「辻川糀店」を営む辻川源一郎さん(59)加代さん(59)夫妻が教えてくださった。辻川糀店は、辻川さ...  続きを読む

  • 2012年3月5日

    襖のその先にあるもの…… お店
    野田版画工房

    野田拓真さん、藍子さん夫妻  緑を含んだ青いうねりと光の具合で文字でも絵でもない紋様が浮かび上がる。しんと静かな日本家屋の中で独特の存在感を 放っている。「野田版画工房」の一室の襖のことである。私の知る襖の柄のどれとも似ていなかった。  襖を装飾するための紙を唐紙(からかみ)と呼ぶ。野田版画工房は唐紙づくりを...  続きを読む

  • 2011年12月16日

    長崎のちゃんぽんと皿うどんの食べ方! お店
    茶袴

    大倉匡勝さんと久子さん  JR能登川駅前にある茶袴(ちゃこ)は、大倉匡勝さん、久子さんが営む居酒屋である。ランチタイムの営業もしていて、お得な日替わりに、ボリュームたっぷりの定食類、丼物がそろう。カウンターにテーブル席、奥には個室の座敷席もあり、ネクタイ姿のサラリーマンや女性グループで賑わっ...  続きを読む