「彦根」を含む記事一覧
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2011年8月17日
河童に出会う日 まち・文化
浅野政季さんと川﨑敦子さん お会いしたお二人は、お揃いのTシャツを着ていた。やんちゃそうな、でもどこか憎めない表情の河童が描かれている。お二人は河童でつながる間柄なのだ。 8月23日にひこね市文化プラザでミュージカル「瓶ヶ森の河童(しばてん)」が上演される。浅野政季さん(58)は上演する劇団「新生ふるきゃ... 続きを読む
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2011年7月17日
ドーナツで、お茶の時間 お店
GREEN STAR CAFEGREEN STAR CAFEの店内 生まれて初めて作ったお菓子はドーナツだった。学校の家庭科の授業でのことだ。市販のホットケーキミックスを使い、簡単に、そして上手にできあがり、とても誇らしく満足だった。それでお菓子づくりに目覚めたかというとそうでもなく、もっぱら食べる専門で、今に至っている。 この春、彦... 続きを読む
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2011年7月4日
Let’s squash!!……世界一健康的なスポーツ お店
Jcourt滋賀県で唯一のスカッシュコート「Jcourt」 彦根市役所を北に入ったところに、モノトーンの外観で「Jcourt」と記された建物がある。スタイリッシュな雰囲気だから、美容院とかデザイン関係のお店のようにも見える。ところが看板には「スカッシュを始めよう」。実は滋賀で唯一のスカッシュコートがあるのだ。「Jcou... 続きを読む
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2011年6月29日
高宮の心を東北へ…… まち・文化
2011年(平成23年)3月11日、金曜日。東北地方太平洋沖地震と津波、その後の余震による大規模地震災害。 文章にすると、約50字。その50字の出来事が世界の人々の心に様々なカタチで記憶され、言葉にならない思いで繋がっている。 『高宮の心を東北へ』は、彦根市高宮町の加藤親生さん・馬庭将行さんが立ち上げた実行... 続きを読む
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2011年6月22日
バリの休日 お店
LIBUR BALIリラクゼーションサロン「リブール バリ」 オリーブオイルとバルサミコ酢で混ぜ合わせる。ご飯と食べるのはもちろん、そのままでもおいしいですよ。 「LIBUR BALI(リブールバリ)」で教えていただいた「納豆の食べ方」である。 「リブール バリ」は1月にオープンしたリラクゼーションサロンだ。住宅街のなかの、... 続きを読む
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2011年6月20日
メダカ まち・文化
5年ほど前から、事務所でメダカを飼っている。猫も興味が無いらしくトラブルは無い。今年、初めて卵が孵化した。毎年、生まれていたのだろうが気づかなかっただけだろう……。半月くらいになるが、コップの中で、透明なからだを振るわせながら水の中を移動している様子はなかなか可愛く、観ていると時間を忘れるくらいである。生まれたのは7... 続きを読む
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2011年6月18日
彦根〜米沢支援金贈呈式 義の継承 まち・文化
支援金贈呈式の様子 豊臣秀吉は、石田三成・直江兼続の二人の才覚・才能を愛したといわれている。三成は「わしの亡きあと天下を窺うに足る」と言わしめ、兼続を「日本の宰相がつとまる」と激賞したといわれている。 二人は仲がよく、それも素晴らしくよく、若い頃、義兄弟の盟約を結び、三成にしても兼続にしても、秀吉没後の世... 続きを読む
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2011年5月30日
あっさり、さっぱり、「しそお好み焼き」 お店
お好焼 芹川「お好焼 芹川」の店内 「お好焼 芹川」は、その名の通り芹川近くにあるお店で大きな看板が目印だ。大阪で生まれ育った今村正彦さん(60)が始めて16年になる。母方の実家が彦根だった縁でこの地に開店された。「小さい頃は夏休みになるたびに彦根に来ていて、芹川で水遊びをしていたものです。店名の由来はそんなところにあ... 続きを読む
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2011年5月16日
江遠望 2011
彦根城天守・西の丸三重櫓 まち・文化彦根城天守 慶長5年(1600)、関ヶ原合戦後、井伊直政は徳川家康より、石田三成の佐和山城と18万石を与えられたが、慶長7年(1602)関ヶ原での戦傷がもとで亡くなった。彦根城と城下町の建設は、彦根藩主第2代直孝の時代で、家康の命により天下普請で行われ、慶長9年(1604)に始まり、20年近い歳月を経て完成... 続きを読む
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2011年4月27日
51CAFE, 743276! お店
倉庫を改装したという店内 彦根に新しくカフェができたらしい。噂に聞くそのお店の名前は「51CAFE」。「ごーいちカフェ」と読む。オーナー夫妻は、小市孝さん(39)、玲子さん(32)。「こいち」→「51」、苗字の「こいち」にちなんだ名前である。ご夫妻は千葉県の出身。玲子さんのお祖母さんが彦根で暮らしておられる... 続きを読む
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2011年4月25日
波兎、北風に至る…… まち・文化
『波兎の文様』コレクターである。古くから人気のある文様で家紋や陶磁器によく使われている。文様の名は別名『竹生島文様』とも呼ばれ、その名は謡曲『竹生島』に由来する。 緑樹影沈んで 魚木に登る気色あり 月海上に浮かんでは 兎も波を奔るか 面白の島の景色や 少なくとも僕は『竹生島』に由来するとそう考え... 続きを読む
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2011年3月30日
50年前から、50年後へ……。 まち・文化
元祖法然上人八百年大遠忌法要法然上人の木像を台座に載せ練り歩く 2011年3月13日。春の到来を思わせる暖かな日差しに守られながら、彦根市南三ツ谷町の常光寺では「元祖法然上人八百年大遠忌法要」が営まれていた。以前の記事「年貢を納める」以来のご縁だった。 浄土宗の開祖・法然上人の大遠忌法要は50年ごとに、総本山の知恩院、各地の浄土宗寺... 続きを読む
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2011年3月27日
三成の気持ち まち・文化
夢京橋あかり館企画展示 MITSUNARI 11気になるイベントがある。「三成イレブン」……よく解らない。ホームページに、主催者の次のようなメッセージがあった。 「MITSUNARI 11」の展示イベントについては、開催を自粛すべきとの意見も多数ありましたが、検討を重ねたうえ、予定通り開催することにいたしました。 三成の気持ちは、「大一大万大吉」の旗印に象... 続きを読む
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2011年3月17日
湖の畔、淡海の時空が育む古典笛 ひと
古典笛師 尾本玄翠さん古典笛師の尾本玄翠さん 笛を作る人と出会った。尾本貢一さん(59)。「古典笛師」の肩書きで雅号は「玄翠(げんすい)」。古典笛とは篳篥(ひちりき)や竜笛、能管などを指し、雅楽や能、歌舞伎に用いられる。メディアでもよく見かける東儀秀樹さんは篳篥の演奏者である。 「もともと音楽好きでトランペットやピアノなどを演奏... 続きを読む
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2011年1月10日
銀座 MONOCHROME まち・文化
闇から生まれる相対的感情ドイツの靴の店 おうみ 2階の展示スペース 窓からは銀座商店街のネオンが見える 今回出展する川村憲太さん、貴詠さん、ヒライシンさん 『人の中にある、相反する感情。愛を知れば憎しみを知るように、痛みを知れば平穏を知るように、「闇」を知ればあなたは何を知るのでしょうか……』 2010年が終... 続きを読む