「音楽」を含む記事一覧

  • 2016年5月27日

    おたまの頃を過ぎても まち・文化
    かえるの学校

     学生のときからの癖で、かえるさんこと細馬宏通さんのことをつい「先生!」と呼んでしまう。細馬さんは滋賀県立大学の教授だが、研究者としてだけでなく、文化人としてもよく知られていて、音楽の世界ではバンド「かえる目」の作詞作曲・ボーカルを担当する「かえるさん」という名まえでも通っている。そんな細馬さんを知る人たちの前で...  続きを読む

  • 2015年5月11日

    音なりの庭 at コホウアン まち・文化

     近江孤篷庵の近くに生まれ育った中居真理さんは、地元にいた頃は一度も孤篷庵を訪れたことはなかったという。周囲の自然を借景に取り込んだ庭、その庭を眺めるためにつくられた開放的な建物が気持ちよく、「近所にこんな場所があったなんて」と驚いたそうだ。「この気持ちのいい場所で音楽を聴いたりしたら気持ちがいいだろうなあ」とい...  続きを読む

  • 2013年2月25日

    ジプシー・ジャズ まち・文化

     世界中に一体どれだけの種類の音楽文化が存在するのだろうか?  ひこね市文化プラザで開催されている「ワールド・ミュージック・トリップ」シリーズは、2011年の4月よりスタート。世界各国の伝統に培われた独自の素晴らしい音楽や舞踊を本場のアーティストを中心に、その魅力あるステージで紹介していくことを目的としている。飛...  続きを読む

  • 2011年3月17日

    湖の畔、淡海の時空が育む古典笛 ひと
    古典笛師 尾本玄翠さん

    古典笛師の尾本玄翠さん  笛を作る人と出会った。尾本貢一さん(59)。「古典笛師」の肩書きで雅号は「玄翠(げんすい)」。古典笛とは篳篥(ひちりき)や竜笛、能管などを指し、雅楽や能、歌舞伎に用いられる。メディアでもよく見かける東儀秀樹さんは篳篥の演奏者である。 「もともと音楽好きでトランペットやピアノなどを演奏...  続きを読む

  • 2010年3月19日

    音が生まれる蔵「おとくら」 お店

    高宮の中山道沿いにある「座・楽庵」  中山道・高宮宿。多賀大社の門前町として栄え、天保年間には中山道六十九次のなかでも2番目の大きさを誇ったという。今もこの界隈は、かつての宿場町の風情が残っている。  この街道沿いに「座・楽庵」はある。築200年を越える商家を改装し、昨年夏誕生したコミュニティースペースだ。ギ...  続きを読む

  • 2009年7月26日

    練習しただけうまくなる お店
    音楽貸スタジオ リバーノース

    練習を重ねるバンド「S. H. Y」ヴォーカル HAZUKI、ギター YOSHIE、ドラム SHEENA  静かなバンドブームが続いている世の中である。  「子どもからお年寄りまで、誰だって生きている間は音楽と関わっている。幸運なのは、それをおもいっきり楽しめる人だ」。  最近、そう熱く語った知人は、かつてバン...  続きを読む