「西浅井」を含む記事一覧

  • 2021年3月3日

    森の恵み「ながはま森のメープル」 まち・文化

    樹液採りに向かう  長浜産のメープルシロップ「ながはま森のメープル」(20g入り、1,500円)が、道の駅・塩津海道あぢかまの里(長浜市西浅井町塩津浜)で販売されている。メープルシロップはカナダ産が良く知られ、サトウカエデの樹液から作られる。日本国内にはサトウカエデは自生しておらず、ながはま森のメープルはウ...  続きを読む

  • 2020年1月8日

    菅浦で春を夢見て、冬に桜を手入れする まち・文化
    奥びわ湖桜守講座 2019

     11月最後の日、長浜市西浅井町菅浦で〝桜並木を守るためにいまできること〟を考え実践する講座が開かれた。  菅浦は、奥琵琶湖パークウェイを含む湖岸約22キロにわたり、3000本以上の桜並木が続く、海津大崎とともに湖北では桜の名所として知られたところだ。受講生は県外からの参加も含めて18人、地元菅浦の方も参加された。...  続きを読む

  • 2018年5月28日

    手仕事を守る「締め込み」 まち・文化
    大相撲観戦が楽しくなるかも……

     大相撲本場所で十両以上の力士が締める「まわし」は、「締め込み」と呼ばれる絹織物だ。国内で唯一手織りの締め込みを織る、おび弘(本社・京都市)山門工場(長浜市西浅井町山門)を訪ねた。  「最近はピンクやグリーンなど色鮮やかな物が増えましたね」と色見本から見せて下さったのは織り師の中川正信さん(72)。中川さんは締め...  続きを読む

  • 2016年1月18日

    伊香のイカすもの まち・文化
    IKA'S MONO STORE

    店長の稲舘俊彦さん  木之本地蔵院の前は、鉄道の方へ向けてなだらかに下る坂道と北国街道がまじわる、T字の交差点になっている。昨夏、その角に、イカのマークがあしらわれたお店ができた。  「IKA’S MONO STORE」。2010年に長浜市と合併するまで伊香郡と呼ばれていた4つの町、木之本町、高月...  続きを読む

  • 2015年5月1日

    森を守る「森林レンジャー」という仕事 ひと
    橋本勘さん

     橋本勘さんと出会ったのは、春先に塩津の道の駅「あぢかまの里」で行われた道の駅まつりでのことだ。「森林レンジャー」というその肩書きの響きに魅かれて以前から会ってみたいなと思っていた。ちょうどこの日、橋本さんが入会する「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」がブースを出店しているということで訪ねたのだった。勝手に、森...  続きを読む

  • 2014年1月13日

    世界で最も美しい風景 まち・文化

     あけまして、おめでとうございます。言葉にすると照れくさいが、新しい年を生きていることに感謝したい。本年もどうぞよろしくお願いいたします。  僕は世界中を周ったわけでもなく、また、日本中を旅したこともなく、淡海をくまなく巡ったこともない。ただ、本当に美しい風景がある。世界で最も美しいかもしれないと思うことがここ数...  続きを読む

  • 2012年10月24日

    3代目のピーナッツ煎餅 お店
    みつとし本舗

    2代目の山口ともこさんと息子の大地さん  西浅井町大浦にピーナッツ煎餅だけを40年焼き続けている店がある。築130年を越える集落一の古民家に店舗を構えるみつとし本舗だ。  ピーナッツ煎餅「丸子船」。刻んだピーナッツが混ぜ込まれている生地はほどよい厚さで、噛めばふわっとピーナッツの香りが広がる。やさしい甘さの秘...  続きを読む

  • 2012年3月19日

    平清盛、運河計画 まち・文化

     平安末期の久安6年(1150)頃、平清盛は、嫡男で越前国司であった長男重盛に命じ、敦賀と琵琶湖を結ぶ運河開削計画を実行したと伝わる。塩津海道(街道)深坂峠に運河を掘ることで、越前側の笙の川、近江側の塩津大川が結ばれ、敦賀港から塩津港まで約25㎞の水路が完成すれば、物資の運搬がスムーズになる。そんな計画だった。 ...  続きを読む

  • 2011年2月21日

    西浅井発! チャンバラフィットネス まち・文化

    「チャンバラフィットネス」をする子どもたち  音楽が始まると子どもたちが駆け出し、木刀を構え、斬りつけるように身体を動かす。踊りでも武道でもない。初めて見るそれは「チャンバラフィットネス」というエクササイズだ。  考案し、指導しているのは、西浅井町にお住まいの土井健守さん(45)。町内のキャンプ場の管理人として...  続きを読む

  • 2010年5月25日

    理容ナカジマ、待合ソファにて ひと
    中嶋守治さん

    理容ナカジマのソファにて  古代、琵琶湖のほぼ最北に北陸と都を結ぶ湖上交通の重要な拠点、塩津港があった……。『源氏物語』作者の紫式部が長徳2年(996)9月、父藤原為時とともに越前へ下向した際、大津から塩津までを舟で渡り、塩津街道を通ったことも知られている。  西浅井町塩津浜に住む中嶋守治さんは、「塩津浜歴史...  続きを読む

  • 2009年2月8日

    イノシシチャーシューを食べてみた お店
    奥びわ湖水の駅 佃水産の「イノシシチャーシュー」

    焦げ目がつくまでグリルして煮込まれた「イノシシチャーシュー」  最近、私はチャーシューと縁があるようだ。前回の長浜「べっこうや」さんのチャーシューに続いて、奥びわ湖水の駅入口で「イノシシチャーシュー」を見つけた。猪肉のチャーシューを見たのは初めてだった。  加工・販売しているのは西浅井町で「佃水産」を営む佃さん...  続きを読む