「戦国」を含む記事一覧

  • 2012年7月2日

    博覧会はバスに乗って まち・文化

     この季節に山登りをするなら、私は、たどりついた頂上でビールを飲みたいと考えるタイプである。賤ヶ岳や小谷城跡は何度となく登ってきたが、最寄駅からのアクセスが少々不便なので叶わないと思っていた。  ところがである。「戦国大河ふるさと博」の会期にあわせ、各会場を巡回するバスが走っているのだ。「戦国バス」「七本槍バス」...  続きを読む

  • 2012年6月18日

    足軽として語る戦国 まち・文化

    津田志保さん  『歴女』……。ウィキペディアでは「歴史好きあるいは歴史通の女性を指す造語」とある。さらに歴史の何が好きかで細分化されるらしい。  「大きくは、史跡・武将・甲冑などの武具装束・軍略などに分けられますが、たいていは複数の分野に興味を持っています。私はまず甲冑。自分が着るのも造るのも、着ている人を...  続きを読む

  • 2009年9月30日

    瓦の上、そばの下 お店
    レストラン「小谷城」の戦国瓦そば

    須賀谷温泉  すき焼きのルーツは、畑を耕すのに使う鋤(すき)の金属部分の上で肉を焼いて食べたのが始まりだという。ずっと以前、教科書か何かで読んだ……、その大胆な発想に感心したことを覚えている。何故、鋤を使う必要があったのか、書かれていたのかもしれないが記憶にない。  小谷山に近い須賀谷温泉内のレストラン「小...  続きを読む

  • 2009年7月12日

    レキジョのための基礎知識 3
    石田三成「像」を巡る旅 まち・文化

     戦国時代、近江を制する者は天下を制すといわれていた。特に、信長や秀吉をはじめ、多くの武将たちが手を伸ばした湖北地域だが、やっぱり石田三成の存在感が大きい。敗軍の将でありながら、後世に語り継がれるだけの何かを持った人物だったのだろう。  現在でもそのカリスマ性は強く、像が建てられている場所は思いつくだけで4箇所あり、一...  続きを読む

  • 2009年5月24日

    レキジョのための基礎知識 2 「義」の物語
    頭痛が治るらしい!? 大谷吉継の首塚 まち・文化

    大谷吉継の首塚とされる畑の片隅の祠。  米原市下多良の畑の片隅に、祠がポツンと建っている。車通りの多い幹線道路から外れた場所で、案内板も出されていない。地元の人でも、知る人ぞ知る祠である。僕が訪ねたときは長閑な風景に人の気配はなく、少し寂しい雰囲気だった。祠の前に、パック酒とペットボトルのコーヒー飲料が供えられ...  続きを読む

  • 2009年4月26日

    レキジョのための基礎知識 1
    石田町を歩こう! まち・文化
    長浜市石田町

    石田会館はかつての三成屋敷跡に建てられている。 石田会館の敷地内には三成の銅像がある。  今、10代から20代の若い女性を中心に、戦国時代が一大ブームである。  長浜市石田町を訪ねたときのことだ。石田町は関ヶ原の合戦で、西軍を率いた戦国武将・石田三成の出生地として知られている。カメラを片手に独り、路地裏...  続きを読む