「図書館」を含む記事一覧

  • 2016年10月17日

    半月舎だより 2 まち・文化

    「移動図書館ひまわり号」前川恒雄 著・夏葉社・2016年7月発行  2,160円 吉祥寺のひとり出版社・夏葉社  半月舎は古本屋だが、いくつか新刊の本もあつかっている。彦根に育った詩人・高祖保に関する書籍を発行している金沢の出版社「龜鳴屋」、自由ヶ丘と京都に拠点をもつ出版社「ミシマ社」、京都の本屋...  続きを読む

  • 2016年4月27日

    図書館 創設100周年 まち・文化
    彦根市立図書館

    彦根公会堂(写真提供 彦根市立図書館)  ちょうど100年前、1916年(大正5年)の4月25日。彦根城内堀の端、「彦根公会堂」のなかに設けられた「彦根図書館」が、当時の文部大臣に認可された。滋賀県下で初めての公立図書館の誕生だった。現在の彦根市立図書館である。  なぜ彦根図書館は創設されたのか。その答えは彦根...  続きを読む

  • 2015年12月30日

    本のまちを夢みて お店
    あいたくて書房

     木之本町の北国街道沿いに、「あいたくて書房」という私設文庫ができた。私設文庫……「図書館」でもなく、「本屋」でもないという。  あいたくて書房は、戦後間もなくに建てられたという古い民家にある。それぞれの座敷に並んだ本棚から好きな本を選び、読むことができる。絵本、古い文庫、その時代の暮らしを刻んだ生活雑誌、存在感...  続きを読む

  • 2015年11月11日

    まちライブラリー 植本祭 まち・文化
    人と本とまちをつなぐ

     誰かが手放した本を、またべつの誰かに渡す、いわば古本屋という小商いをしている。引き取り、手入れをし、棚に並べ、誰かが手に取るのを待つ。そんなことを繰り返していると、「この本はどこから来て、どこへ行くのかな」と思うことがある。前の持ち主が古本屋で買った本を引き取ることもあるし、戦前にアメリカで買われた本を滋賀で引...  続きを読む

  • 2013年2月15日

    アーチの窓辺にて まち・文化

    江北図書館4連アーチ  木之本の江北図書館のことが気になっている。「江北図書館 存続の危機」と題した記事が読売新聞(2013.1.25.滋賀版)に出ていた。「100年余りの歴史を持つ県内最古の図書館「江北図書館」(長浜市木之本町)の存続が危ぶまれている。資金難や建物の老朽化にあえいでおり、運営する公益財団法人...  続きを読む

  • 2009年6月14日

    ウサギとカメ・階段・小学校 まち・文化
    豊郷町立図書館

    豊郷小学校旧校舎 5月末……、豊郷小学校旧校舎の一部が町立図書館としてオープンした。教室のいくつかの壁を取り払い、書架が設置してある。かつての学び舎の雰囲気はできるだけそのままに残され、教室ごとにおいてあった掃除用具入れは、塗り替えられ物入れになっていたりする。 長く、広い廊下を歩いていると、ここで学んだことは...  続きを読む