「写真」を含む記事一覧

  • 2018年3月1日

    「そのもののある不自然なる実体」 まち・文化
    高橋良・川村憲太合同展

    川村憲太さん(左)と高橋良さん(右)  画家の高橋良さんから、「3月に展覧会を開くのでぜひ取り上げてください」と連絡をもらったのは1月の中旬頃だった。写真家の川村憲太さんとの合同作品でヌードをテーマにしたものだという。  ヌードと聞いて、一瞬たじろいでしまった。少なからず写真に取り組んできたものとして、ヌード...  続きを読む

  • 2014年5月30日

    写真に焼き付けた感動 ひと
    中村一雄さん

     66年前、中村一雄さんが初めて買ってもらったカメラは、蛇腹カメラだった。その頃をご存知の方には当たり前のことなのだろうが、ひとむかし前は、蛇腹カメラが普通だったそうだ。現在、中村さんの手元には、蛇腹カメラはもうない。しかし、中村さんにどんなカメラだったか聞いていると、蛇腹が開く様を目にしているかのような臨場感が...  続きを読む

  • 2012年11月30日

    全国初!「道の駅」プロデュース
    10000人でつくる、湖鳥(MIZU-DORI)写真集 まち・文化

    田邉理人さん  水鳥が琵琶湖へ飛来する季節がやってきた。この季節は三脚を据えコハクチョウたちを待つカメラマンの姿をあちこちで見かける。実は今年、水鳥写真の面白いプロジェクトが湖北で動きはじめた。長浜市湖北町の「道の駅」湖北みずどりステーションが、全国で初めて「道の駅」プロデュースの写真集を作るのだ。 ...  続きを読む

  • 2012年9月14日

    今も……、  水が流れている ひと
    トンボ研究家 澤田弘行さん

    澤田弘之さん(能登川博物館提供)  8月末、澤田さんに連絡しなくてはならないことがあって電話をかけたら、思いがけず澤田弘行(65)さんの声がした。携帯電話のインデックスには、「澤田・澤田」と入っている。昔は、どっちの澤田さんか、「澤田・澤田」で覚えていたのだが、それを忘れるくらい2人の澤田さんと連絡をとってい...  続きを読む