「近代化遺産」を含む記事一覧

  • 2017年4月13日

    城西小学校北門は近代化遺産か!? まち・文化

     僕は彦根の城西小学校の出身だが、古写真を見ていたら尋常小学校時代のものが2枚あった。現在の北門が映っていて、1枚は片側の門柱に「彦根西尋常小学校」の看板が、もう1枚は両側にそれぞれ「彦根西尋常小学校」「彦根西青年学校」の看板が掲げられていた。疑問符が溢れた。現在の城西小学校の正面玄関は南側、昭和新道に面してい...  続きを読む

  • 2016年11月30日

    近代化遺産を巡る旅
    木村重成公 血染めのススキ まち・文化
    彦根・宗安寺

     近代化遺産とは、文化庁によると「幕末から第2次世界大戦期までの間に建設され、我が国の近代化に貢献した産業・交通・土木に係る建造物」であるとしている。近代化にかかわる遺跡、銅像や顕彰碑も含まれ、政治・経済・社会・教育・思想・文化・宗教といったさまざまな領域で推し進められた近代化を今に伝えているものが近代化遺産だ。...  続きを読む

  • 2015年9月30日

    ダークツーリズムと近代化遺産を巡る旅 まち・文化

     近頃、「ダークツーリズム」という言葉をよく聞くようになった。スターウォーズに侵され育ったせいか、暗黒面に墜ちるツアーなのかと一瞬、戸惑ったが、戦争や災害などで残された「負の遺産」を旅し、悲しみの記憶を共有する観光のスタイルなのだそうだ。なるほど……。  僕らは、DADAジャーナルで「近代化遺産を巡る旅」の記事を...  続きを読む

  • 2014年11月5日

    「旭の森」の由来 まち・文化

     彦根に「旭の森」という美しい町名がある。城下町に由来する町名でも、幾度となく行われた町名変更によって名付けられたものでもない。僕は彦根の近代化遺産を調べていた時「旭の森」の由来を知った。  始まりは、彦根東高等学校の作法室からだ。少し長い話になる。  大正6年(1917)、湖東平野で秋季陸軍特別大演習が行われた...  続きを読む

  • 2014年9月29日

    湖水からの眺め まち・文化

     雨の多かった夏が逝った。突然、彼岸花が咲き始め残暑もなかった気がする。近頃、湖の風景がしみるのは思うようにならなかった夏のせいかもしれない。  僕は、彦根の長曽根にある波止めが大好きである。子どもの頃近くで育ったせいかもしれない。波止めはたくさんの思い出とともに僕の裡にある。正式な名を「波止め一文字」といい、近...  続きを読む

  • 2013年11月25日
    No Image

    DADAラジオ まち・文化

     手前味噌だが、インターネットラジオのキャスターをやっている。と書いて「手前味噌」って何だ?と思った。手前とは一人称の「自分」のことである。「味噌」は味噌汁の味噌で、昔は味噌は自家製で、自分が造った味噌を互いに自慢し合ったことからできた言葉らしい。どちらかというと自家製味噌なんですが、どうでしょうかという意味に使おうと...  続きを読む

  • 2013年9月25日

    近代化遺産としての 二宮金次郎像 まち・文化

    上草野小学校の二宮金次郎像  文化庁によると近代化遺産とは、「幕末から第2次世界大戦期までの間に建設され、我が国の近代化に貢献した産業・交通・土木に係る建造物」であるとしている。日本の近代化にかかわる遺跡、銅像や顕彰碑も含まれ、 政治・経済・社会・教育・思想・文化・宗教といったさまざまな領域で推し進められた近...  続きを読む

  • 2013年5月29日

    ラブ ソングス まち・文化

     大堀山という名前の山が彦根にある。別名を鞍掛山(くらかけやま)。また諸説はあるが、万葉集に登場する「鳥籠山(とこのやま)」の候補地のひとつとされる由緒ある山である。天智天皇の子・大友皇子と、弟・大海人皇子が皇位継承をめぐり国を二分した壬申の乱も「鳥籠山」で戦があった。  僕がこの山に登ったのは、近代化遺産である...  続きを読む

  • 2013年2月15日

    アーチの窓辺にて まち・文化

    江北図書館4連アーチ  木之本の江北図書館のことが気になっている。「江北図書館 存続の危機」と題した記事が読売新聞(2013.1.25.滋賀版)に出ていた。「100年余りの歴史を持つ県内最古の図書館「江北図書館」(長浜市木之本町)の存続が危ぶまれている。資金難や建物の老朽化にあえいでおり、運営する公益財団法人...  続きを読む

  • 2012年11月2日

    狼少年の映画ポスター展 1 まち・文化
    彦根・花しょうぶ通り 逓信舍

     戦国をテーマに盛り上がる花しょうぶ通り商店街の、旧川原町郵便局舎(高﨑家住宅主屋)が、新しく「逓信舍」という名前で11月3日にオープンする。「寺子屋力石」「戦國丸」を運営する「LLP(有限責任事業組合)ひこね街の駅」が、「情報」をテーマとした第3の街の駅として、新たな賑わいを創出する取り組みを進めている。  旧...  続きを読む