「石田三成」を含む記事一覧

  • 2021年11月30日

    「石田群霊碑」参道整備 まち・文化
    彦根市清凉寺

     11月23日、第20回近江中世城跡「琵琶湖一周のろし駅伝」が行われた。佐和山は午前10時過ぎにのろしがあがった。前日は雨が降っていたが石田三成のイベントがあるときには必ず晴れるらしい。三成ファンの間では「治部少晴れ」という。僕はこの日の午後、「石田群霊碑」参道整備に参加した(三成の戦実行委員会主催)。  石田...  続きを読む

  • 2020年12月10日

    石田群霊碑 まち・文化

    佐和山山中に在り続ける石田群霊碑  山を染める紅葉が美しい季節である。DADA発行日の翌日、11月23日には、「琵琶湖一周のろし駅伝」が開催される。多賀町の5か所の城跡が10時に一斉にのろしを上げてスタート。39か所の城跡を時計回りでめぐり最終の佐和山城に12時18分頃に到達するらしい。  この日、彦根市では...  続きを読む

  • 2020年3月11日

    三成の戦 九 まち・文化

     3月15日(日)ビバシティ彦根2階ビバシティホールで、「三成の戦 九」というイベントが開催される。主催は「三成の戦実行委員会」。石田三成の人物像を再評価し、その魅力を全国に発信することで、三成ゆかりの地として彦根市をPRする目的で、2011年より活動を続けている。佐和山の頂上や鳥居本駅ホームに置いてあるベンチは...  続きを読む

  • 2019年10月4日
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    マンスリー三成会開催 まち・文化
    石田三成に、『逢える』ブックカフェ

    9月14日  マンスリー三成会  米原市朝日の観音寺では、今年も「石田三成に『逢える』ブックカフェ」がオープンしました。ブックカフェのある本坊には真新しい青もみじと紅葉がデザインされた暖簾(のれん)が掛けられ、カフェのメニューにも伊吹の牛乳で作られたアイスクリームが新しく加えられました。8月3日、カ...  続きを読む

  • 2019年4月2日

    佐和山城址、石田三成公御腰掛け まち・文化

    山城攻略 佐和山山頂、御腰掛け設置 清凉寺、御腰掛け設置  佐和山城最後の城主は誰か? 石田三成と答えたいところだが、井伊直政である。関ヶ原合戦の後、慶長6年(1601)1月、井伊直政は徳川家康より佐和山城を賜り、3月には佐和山城に入った。翌年2月1日、合戦で受けた鉄砲傷が悪化し、佐和山城中で...  続きを読む

  • 2018年10月4日

    石田三成に、『逢える』 ブックカフェ まち・文化

     米原市朝日の観音寺は、秀吉が初めて城主になった横山城の麓にあり、三成が生まれた石田からもほど近い。三成の父・正継が地元の土豪として観音寺の「旦那職(だんなしき)」だったことからも、境内は三成の幼い頃の遊び場だったことが想像できます。秀吉との出逢いの逸話「三献茶」の舞台となったのが、この観音寺だろうと先行書が記す...  続きを読む

  • 2018年6月11日

    山内さんの  愛おしいもの・コト・昔語り 4 まち・文化

    法華寺跡  ご縁があって、長浜市木之本町古橋にお住まいの山内喜平さん(90)和子さん(90)ご夫妻にお会いしてお話を聞き色々教わっている。ふと耳にする山内さんのお話が面白い。「愛おしいもの・コト・昔語り」は、私が聞いた中でもこれはと思った、或いは伝えておきたい山内さんの記憶である。今回は「石田三成」。  DA...  続きを読む

  • 2018年5月3日

    史実の間を感じ取る ひと
    歴史時代小説作家 矢的竜さん

     彦根市古沢町、まさに石田三成の居城があった佐和山のふもとに、歴史時代小説作家・矢的竜さんは暮らしている。  53歳で早期退職した矢的さんは、文学賞への投稿を始め、10年目の2011年にデビュー。年に約一冊のペースで書籍を刊行してきた。そして今年3月、石田三成を主人公とした新作小説『三成最後の賭け』が新潮社から発...  続きを読む

  • 2018年3月28日
    No Image

    99.9「いとこんち」のメニュー まち・文化

     ほとんどテレビを観るということが無い。観たとしてもアニメがほとんどでドラマは続きが気になるので避けるようにしている。最近はオンデマンドのネット配信や動画専門サイトも充実し、観ることになる運命的な番組がある。いくつかその運命的な番組があるのだがそのひとつが「99.9-刑事専門弁護士-」だ。  ファンである俳優が出演して...  続きを読む

  • 2017年9月11日

    湖東・湖北 ふることふみ36
    三献茶の謎 まち・文化

    『近古史談』三献茶の部分  司馬遼太郎原作の『関ケ原』が映画化されたことは大きな話題になっている。戦国時代の終わりを決定付けた合戦を石田三成から描いた作品でもあり近年高まりつつある三成人気もますます拍車がかかり検証もされてゆくことを期待する。  今稿では『関ケ原』に便乗して石田三成伝承の一つを考えてみたい。 ...  続きを読む

  • 2017年8月15日

    湖東・湖北 ふることふみ35
    治部蛍計画 まち・文化

     春から初夏へと移り、夜の外出が容易になった季節に注目を集める昆虫が蛍である。日本人には古くから親しまれていて最古の記録では『日本書紀』に記され、清少納言の『枕草子』には「夏は夜。つきのころはさらなり、やみもなほ、ほたるの多く飛びちがひたる」とも紹介されていて夏の名物が月夜と闇夜の蛍であることは平安時代には既に知...  続きを読む

  • 2016年11月10日

    オトチの岩窟へ まち・文化
    木之本町古橋

    出発前の記念写真  慶長5年(1600)の関ヶ原の合戦。敗れた西軍の将・石田三成が、再起を図るため落ち延び身を隠したと伝わるのが、長浜市木之本町古橋の山中にある「オトチの岩窟」だ。数年前から地元の「古橋史跡文化保存会」のメンバーらが岩窟へ続く林道を整備し、「尾根道ルート」と「林道ルート」の2コースでたどること...  続きを読む

  • 2016年3月16日
    No Image

    石田三成と大谷吉継の友情を描く『石田三成の青春』  まち・文化
    サンライズ出版

    「石田三成の青春」価格 1700円+税  はじめて著者である松本匡代さんにお会いしたとき、彼女は開口一番「私、三成くんより家康くんの方がスキなんですよね」とおっしゃいました。これから、ふたりきりで佐和山に登ろうかとしている時にです。「えーっ」と、まるでギャグ漫画の吹き出しのような声が私の心の中で炸裂しました...  続きを読む

  • 2015年10月13日
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    石田三成顕彰歌 まち・文化

     彦根は、国宝彦根城を有する井伊家の城下町だ。2017年のNHK大河ドラマが「おんな城主 直虎」に決まり俄に活気づいている。井伊直虎は彦根藩初代井伊直政の養母である。直政は井伊家としては二十四代にあたる。徳川屈指の精鋭部隊を率いる直政は関ケ原の合戦後、石田三成の本拠であった近江佐和山18万石を拝領し、佐和山城に入った。...  続きを読む

  • 2015年4月13日

    三成タクシー、遂に現る!! まち・文化

     戦国アクションゲーム「戦国無双4」に登場する武将キャラクター石田三成がタクシーにラッピングされ走っている。これは彦根市・米原市・長浜市の3市と各市の観光協会で構成する「びわ湖・近江路観光圏活性化協議会」が企画したもので「三成タクシー」という。  石田三成に関する知識を問う試験に合格した認定ドライバーの車にのみ「...  続きを読む