淡海の妖怪

ケセランパサラン

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 彦根市 2011年9月4日更新

 彦根市高宮町周辺に「オタマサン」という妖怪がいたらしい。漢字で書くと「お玉さん」もしくは「お珠さん」となるのだろうか……。と話をしてもう5〜6年になる。「オタマサン」は毛玉妖怪である「ケセランパサラン」の地方名だ。河童(かっぱ)が全国区の名であり「がわた」「かわそ」が、湖東湖北の地方名であるのと同じだ。
 ケセランパサランは、風に踊るように民家の庭先などに降りてくる。粉白粉と一緒に箱の中にいれておくと、毛先を伸ばして食べたとか、白粉の上に移動した跡がついているとか、いつの間にか増えるとか、動物さながらの動きを見せる、と多くの妖怪関係の記述にはある。
 「ケセランパサラン」の話で面白いのは、“どこからともなく飛んで来る毛玉”であるということがわかっているだけで、その姿形は特定されていない。イメージにあるのはふわふわの「毛玉」だけなのだ。だから、動物系のケセランパサラン、植物系のケセランパサランの2種が存在するとされている……。
 随分とケセランパサランとの遭遇を待ちわびていたのだが、遂にその願いが叶った。直径4.5cm。ふわふわと空を飛んでいるのではなく、ころころと地面を転がっていたのである。勿論、捕まえたというか、編集部においでいただいた。そして、植物系ケセランパサランの正体も突き止めることができた。あとは、ケセランパサランの能力によって幸せになるだけである。

 

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