いとの記事一覧

  • 2012年7月2日

    博覧会はバスに乗って まち・文化

     この季節に山登りをするなら、私は、たどりついた頂上でビールを飲みたいと考えるタイプである。賤ヶ岳や小谷城跡は何度となく登ってきたが、最寄駅からのアクセスが少々不便なので叶わないと思っていた。  ところがである。「戦国大河ふるさと博」の会期にあわせ、各会場を巡回するバスが走っているのだ。「戦国バス」「七本槍バス」... 続きを読む

  • 2012年6月18日

    足軽として語る戦国 まち・文化

    津田志保さん  『歴女』……。ウィキペディアでは「歴史好きあるいは歴史通の女性を指す造語」とある。さらに歴史の何が好きかで細分化されるらしい。  「大きくは、史跡・武将・甲冑などの武具装束・軍略などに分けられますが、たいていは複数の分野に興味を持っています。私はまず甲冑。自分が着るのも造るのも、着ている人を... 続きを読む

  • 2012年6月6日

    大河ドラマと北近江
    写真で伝える小谷城 まち・文化

     昨年の大河ドラマの主人公・江の出生地と伝わるのが、小谷城である。江の曽祖父・浅井亮政が大永年間(1521~1528)に築城し、父・長政の代の天正元年(1573)に羽柴秀吉ら織田信長軍に攻められ、小谷は落城、長政は自刃した。  開催中の長浜戦国大河ふるさと博では「小谷城址ガイド語り部の会」の79人が、交代制で城跡... 続きを読む

  • 2012年5月23日

    大河ドラマと北近江 まち・文化
    戦国大河ながはま館にて

    館長の箕浦茂光さん  『51作ある大河ドラマの中で、一番多くとりあげられた時代は戦国時代。その数は20作品になります。日本の歴史を動かした三英傑といえば、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。三人は大河ドラマに何度も登場しますが、中でも徳川家康は最多となる19回も登場。秀吉は16回、信長は14回。また、三... 続きを読む

  • 2012年3月30日

    大河のふるさとを巡る
    大坂城の遺構 竹生島唐門 まち・文化

    竹生島  1996年のオーストリアである発見があった。エッゲンベルグ城に飾られていた壁画が、豊臣時代の大坂を描いた屏風絵だったことが判明したのだ。そこには大坂城の様子も詳しく描かれており、本丸と二の丸の間にかかる「極楽橋」が見てとれる。極楽橋はちょうど400年前の慶長元年(1596)に建造され、慶長5年(16... 続きを読む

  • 2012年3月19日

    平清盛、運河計画 まち・文化

     平安末期の久安6年(1150)頃、平清盛は、嫡男で越前国司であった長男重盛に命じ、敦賀と琵琶湖を結ぶ運河開削計画を実行したと伝わる。塩津海道(街道)深坂峠に運河を掘ることで、越前側の笙の川、近江側の塩津大川が結ばれ、敦賀港から塩津港まで約25㎞の水路が完成すれば、物資の運搬がスムーズになる。そんな計画だった。 ... 続きを読む

  • 2012年3月7日

    米の花のような…… お店
    辻川糀店

    辻川源一郎さん、加代さん夫妻 「昔はね、集落に1軒は麹をつくる家があったものです。家々で味噌を仕込むから麹が必要でした。だんだん味噌づくりする人が減っていって、自然に麹屋もなくなっていったんでしょう」。東近江市で「辻川糀店」を営む辻川源一郎さん(59)加代さん(59)夫妻が教えてくださった。辻川糀店は、辻川さ... 続きを読む

  • 2012年2月17日

    そこに臼と杵があるから、餅をつく まち・文化

    左から西川さん、辻井さん、津田さん  1920年代、3度に渡りエベレスト登頂に挑戦したイギリスの登山家ジョージ・マロリーにはこんな逸話がある。新聞の取材で「なぜあなたはエベレストを目指すのか」と問われてマロニーはこう答えたという。 「そこに山があるから(Because it is there. )」。  長浜... 続きを読む

  • 2012年2月3日

    この冬は熊油でしっとり肌を守る! まち・文化
    ふれあいステーション おかん

    藤田和司さん あかぎれやしもやけに効くという 熊油  冬は大の苦手だ。寒さのせいばかりではない。乾燥による静電気と肌荒れが拍車をかけている。時に痒い。更に、手もがさがさ、ひび割れはひどくて悩みの種。ハンドクリームの類も色々と試しているが理想にはほど遠い……。JR木ノ本駅構内の物産販売所「お... 続きを読む

  • 2012年1月13日

    更新する山を目指して! まち・文化
    薪遊庭

    村山英志さん  「薪 売ります」。  旧愛東町の田園地帯にこんな看板が立っている。薪(まき)を専門に販売する「薪遊庭」である。  私の場合、薪は郷愁を誘う。祖父母の家に五右衛門風呂があり、薪割りを手伝うことがあった。実に懐かしい……。薪は思い出の中に存在する。  薪とは燃料となる木材のことを指す。薪遊庭では、... 続きを読む

  • 2011年12月14日

    木の生き方に背かない ひと
    工房「木の家具 智」平尾智子さん

    平尾智子さん  約束したその日、平尾智子さん(41)は近江八幡の山から帰ってきたばかりだった。木を伐る専門の人による、伐採現場に同行してきたのだ。ごろごろと楠が軽トラックの荷台に転がっていた。  平尾さんは椅子やテーブル、棚など「木の命を繋ぐ」家具を作る人である。動物などをモチーフに木工彫刻をも手がけている。... 続きを読む

  • 2011年12月5日

    身体に優しい……エチボウルで健康になる!! お店
    愛知川ボウル

    赤いピンが目印  正式には「愛知川ボウル」なのだが「エチボウル」という愛称でも知られるボウリング場がある。国道8号線沿いの赤いボウリングのピンが目印だ。エチボウルの創業は昭和53年、県下でも老舗のボウリング場である。  エチボウルのプレースペースは木材を使った板張りだ。支配人の加門久司さん(61)によると、県... 続きを読む

  • 2011年11月23日

    手作り甲冑がとりもつ縁 まち・文化

     10月末日。早朝に降った雨は止んでいたものの、空模様を気にしながら甲良町へと向かった。甲良町尼子の「甲良甲冑隊」武者行列を見に行くためだった。区の文化祭の催し物のひとつで、甲良甲冑隊は、「近江尼子武者隊」(尼子)と「高虎甲冑隊」(在士)のメンバーが合同したグループである。集落の子どもたちも行列に加わり、... 続きを読む

  • 2011年10月24日

    映画「一命」と「ぐい呑」 まち・文化

    世戸紀代美さんのオリジナル作品はしょうぶ屋(彦根市河原1-3-1・TEL: 0749-22-8613)で販売している。  今、彦根のまちでは『映画「一命」彦根大ヒットに一命を賭す会』の活動が盛り上がっている。記事「映画『一命』 彦根大ヒットに 命を賭す会」でも紹介したが、この会は、現在公開中の映画「一命」にあ... 続きを読む

  • 2011年10月19日

    木之本発 鹿と猪のハム・ソーセージ! お店

     湖北地域の、山が迫る田園地帯で、獣害対策のために飼われた牛が放牧されているのを見たことがある。大きな牛がいることで猿や猪が恐れて近づかず、田畑の作物を守る効果があるのだと教えてもらった。獣害は、山間部では深刻な問題だ。田畑にネットや電気柵などを設けるのは、もう当たり前になっている。そんななかで狩猟した肉を有意義... 続きを読む

  • 2011年9月2日

    八日市で出会ったハンカチ王子 お店
    喜多スポーツ店

    社長の喜多高義さん  施設にランドセルなどを寄付する伊達直人(タイガーマスクの主人公)が全国的に話題になっていた頃である。八日市図書館前の道路を走っていると、「喜多スポーツ店」の店先に2メートルはあるだろうか、タイガーマスクが立っていた。「喜多スポーツ店」は野球用具専門店で、野球教室や大会も定期的に開催してい... 続きを読む

  • 2011年8月17日

    河童に出会う日 まち・文化

    浅野政季さんと川﨑敦子さん  お会いしたお二人は、お揃いのTシャツを着ていた。やんちゃそうな、でもどこか憎めない表情の河童が描かれている。お二人は河童でつながる間柄なのだ。  8月23日にひこね市文化プラザでミュージカル「瓶ヶ森の河童(しばてん)」が上演される。浅野政季さん(58)は上演する劇団「新生ふるきゃ... 続きを読む