雲行の記事一覧

  • 2017年5月5日

    彦根城の重軽石 まち・文化

     桜の頃を過ぎ、彦根城は新緑の季節を迎える。「国宝・彦根城築城410年祭」の真っ只中だ。僕らの間では6月4日(日)午後に予定されている「航空自衛隊ブルーインパルス展示飛行」の話題でもちきりだ。彦根城周辺の上空で行われる華麗なアクロバット飛行(これを展示飛行と呼ぶ)を、何処から撮影するのか……。多分、生きている間二... 続きを読む

  • 2016年12月19日

    彦根で坐禅体験 まち・文化

    長松院での坐禅体験  先月23日から「彦根プレミアム体験」と題して「袴」「鎧」「坐禅」の3つの体験イベントが始まった。  なかでも注目は坐禅。近頃メディテーションがブームで坐禅というものを一度はやってみたいと思っていたのだが、なかなか敷居が高かった。参禅会も近所のお寺で行われているのだが、突然に行くのもなんだ... 続きを読む

  • 2016年7月6日

    近江長浜 しっぺい太郎 まち・文化

    あのことこのこと聞かせんな しっぺい太郎に聞かせんな 近江の国の長浜の しっぺい太郎に聞かせんな すってんすってんすってんてん  日本昔話の『しっぺい太郎』には「近江の国の長浜の」と唄われている。しっぺい太郎は猿神への人身御供から娘を守った名犬である。  よくよく物語を読み直してみると、行念という旅の僧が、「この... 続きを読む

  • 2016年4月25日
    No Image

    ヘレン ケラーが訪れた場所 まち・文化

     『新修彦根市史』に『ヘレン=ケラー女史の来彦』というコラムがある。 『「三重苦の少女」「奇跡の人」と称されるアメリカのヘレン=ケラー女史(一八八〇〜一九六八)が初めて来日したのは、一九三七年(昭和十二)、五十六歳の時のことであった。(中略)彦根では、滋賀県立盲学校での記念植樹のほか、今も滋賀大学経済学部構内にたたず... 続きを読む

  • 2016年3月2日

    信号機、アームの意味 まち・文化

     故あって、DADAジャーナルの過去の記事を読み返していた。今号で629号、どうしようもない記事や、ぎゃーっと叫びそうになる記事も多いが、中にはなかなか面白い記事もある。筆力の問題ではなく、他の媒体ではあまり掲載されないようなものがあるのが、いいなあと思う(勿論、手前味噌だが)。  例えば、長浜曳山祭りの頃に掲載... 続きを読む

  • 2016年2月4日

    謎の角度1 近江インバウンド まち・文化

     近頃、「インバウンド」という言葉をよく耳にする。JTB総合研究所の観光用語集には「インバウンド(inbound)とは、外から入ってくる旅行、一般的に訪日外国人旅行を指す。海外旅行はアウトバウンド(outbound)という」とある。人口減少問題、都市間格差の問題からインバウンド誘致に国や地方自治体が取り組んでいる... 続きを読む

  • 2015年5月25日

    春の交通安全啓発運動 まち・文化

     春の全国交通安全運動の初日となる11日に、ビバシティ彦根で彦根交通安全協会城南支部の皆さんが交通事故防止を訴える啓発活動を行った。会長の高桑稔さんは「彦根市のなかでも城南学区は大型店舗があり道路環境が特殊な地域です。啓発運動など事故を無くすためのこうした活動を各所の皆さんと共に続けています。交通安全協会のことも... 続きを読む

  • 2015年3月11日

    昭和13年に建った履物店を改装 治部少丸オープン!! まち・文化

    墨絵師 御歌頭氏によるライブパフォーマンス  彦根の花しょうぶ通り商店街は戦国をテーマに様々な活動をしていることで知られている。  3月1日、空き店舗になっていた「とも栄」という履物店の店舗部分を商店街が借り受け、石田三成にちなんだギャラリーとして街の駅「治部少丸」がオープンした。式典も「開城式」と呼ぶくらい... 続きを読む

  • 2015年2月23日

    戦国無双の刀剣展 「銘切り」イベント開催 まち・文化

     「銘切り」、聞いたことがあるようなあるような無いような言葉だ。  調べてみると、刀匠が自分の鍛えた作品に鏨(たがね)で名前(銘)を刻む作業を銘切りというらしい。日本刀の柄に被われる刀身部分を茎(なかご)と呼ぶが、ここに銘が切ってある。彫るのではなく「切る」のである。  鏨を槌で叩き、鉄の表面に切り込みを入れ、窪みを作... 続きを読む

  • 2014年11月25日

    エンブレムの付いたユニフォーム まち・文化

     11月9日、冷たい雨が降るなかで、「読売さわやか野球教室」(主催:読売新聞大阪本社・滋賀県読売会湖北ブロック)が、甲良町総合公園で開かれた。巨人軍の投手だった角盈男(すみみつお)さん、前田幸長さん、野手だった原俊介さんの3人が、10チーム約130人に投球や守備、バッティングなどを指導した(参加チーム:甲良東スポ... 続きを読む

  • 2014年8月15日
    No Image

    水色の炎 まち・文化
    近江高校野球部の甲子園出場に期待す

     何かを忘れないでおこうとするとき、人の一生より何倍も長持ちする石や金属に文字や記号を刻む。そして大抵は、何年かすると、そこに何が記されているのか知ろうとする者にだけ、過去を、大切なものを語ってくれる。  2001年8月、甲子園球場は水色のユニホームに注目していた。私立近江高等学校(彦根市松原町)野球部が滋賀県初の決勝... 続きを読む

  • 2013年12月31日

    初詣・仙人を探せ! 2 まち・文化

     社寺には様々な彫刻がある。霊獣は美しく迫力があり、みとれてしまうことも多い。時々、仙人だろうなと思う彫刻に出会っても、名前やどんなシーンなのかも判らない。多分、少し前までは大抵の人々が知っていて、親から子へ語り継がれていたのだろうが、全く途切れしまった。  今年、近江八幡の日牟禮八幡宮の山門に仙人が何人も彫られている... 続きを読む

  • 2013年8月14日

    漂白 宗祇法師 まち・文化

    林中央公園の交差点「宗祇騎馬像」  知らないことばかりである。部屋の中でパソコンに向かっているとインターネットから情報が無制限に飛び込んでくる。街に出て足をとめれば自分自身の新発見と改めて知り直すことになるだろう世界にわくわくするのだ。  数年前から、能登川の林中央公園の交差点に馬に乗った老人の石像が建ったこ... 続きを読む

  • 2013年6月14日

    永源寺 晋山式 まち・文化

     山の美しい緑に包まれた永源寺(東近江市永源寺高野町)で6月2日晋山式が行われた。晋山式とは、寺に新たな住職が就任する際の儀式である。寺には山号があり、その山に晋(すす)むという意味があるそうだ。この日は、道前慈明(どうまえじみょう)老大師(71)が、臨済宗永源寺派大本山・永源寺第144世(住職)に就... 続きを読む

  • 2013年5月3日

    手紙と絵本のカフェ まち・文化

     逓信舍は2011年、国の登録有形文化財となった旧川原町郵便局舎の建物で、木造2階建ての伝統的な町家である。昭和9年(1934)に郵便局舎への転用にともない、建物の前面が洋風外観に改造され、2階にも天井高の高い居室が増築された。この郵便局舎部分を利用したカフェが1階にある。「T-shin café」という。  4... 続きを読む

  • 2012年5月14日

    古事記 まち・文化
    ふることぶみ

     2012年は、古事記編纂1300年という記念年である。とは言っても恥ずかしながら「古事記」について全く知識が無い。あるとすれば「いなばのしろうさぎ」「やまたのおろち」と手塚治虫の漫画で得た知識くらいだ。だから、『古事記』は「コジキ」と読むのではなく「フルコトブミ」なのだと知ったのも、つい先日のことで、江戸時代の... 続きを読む

  • 2012年4月26日

    中国料理 招禄の白麻婆豆腐 お店
    中国料理 招禄

     癖のようなものかもしれない。ある一定期間が過ぎると無性に食べたくなるものがある。或いは、何かをきっかに、必ず思い出す類のもの……。中国料理招禄の「白麻婆豆腐」がそれだ。 招禄では3年ほど前から夏の一押しの単品メニューになっている。  白麻婆豆腐は、ホワイトという冠が付いているだけあって、麻婆豆腐に比べると確かに... 続きを読む