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編集部の記事一覧

  • 2013年11月14日

    博物館でアートを! まち・文化
    探検の殿堂の新しい試み

     東近江市にある「西堀榮三郎記念 探検の殿堂」で美術展が開催されていると聞いて行ってきた。探検の殿堂は、マイナス25度の南極体験ゾーンでご存知の方も多いと思う。南極体験ゾーンは3年前に終了したけれど、最近では、自律型のロボット教室や理科実験・工作・自然観察といった西堀榮三郎氏の探求する精神「探求心・チ... 続きを読む

  • 2013年11月11日

    スミス記念堂で世界一の口笛を! まち・文化

     彦根城の堀端に建つスミス記念堂は日本でも数少ない和風礼拝堂だ。外観はお寺そのものだが、内部は西洋の文様やキリスト教をモチーフとした彫刻が施されている。道路拡幅に伴い解体されることになっていた記念堂を、NPO法人スミス会議が移築再建し、管理運営を行っている。記念堂は彦根の近代化遺産であり国の登録有形文化財だが、一般に公... 続きを読む

  • 2013年11月7日

    天狗残滓 まち・文化

     民間伝承(フォークロア)に対する都市伝説(アーバンロア)、インターネットの怪談(ネットロア)の一つとして現在進行形で語らる妖怪たちで近頃ブームである。今や昔話を離れ、人の集まるところに新たなイメージで妖怪は必ず出現するようになった。  12月、彦根ゴーストツアーが予定されている。「天狗現る!」の章である。ツアー... 続きを読む

  • 2013年11月4日

    鍾馗さんの新発見を目指す まち・文化

     1年ほど前、「まち遺産ネットひこね」のメンバーと共に『鍾馗さんMAP』を作った鈴木達也さんにお話をうかがった。  鈴木さんは、「鍾馗は中国からやってきた道教の神様です。私たちは親しみを込めて鍾馗さんと呼んでいます。京都をはじめ近畿・東海地方では瓦でできた小さな鍾馗さんの人形を屋根の上にのせる風習があります。鍾馗... 続きを読む

  • 2013年11月1日

    石田三成茶の井(伝)竹藪 まち・文化

     今年も「ひこねキャンドルナイト」が行われることになっている。夢京橋キャッスルロード界隈で約2万個のキャンドルに火が灯る。そのうちの300ほどが竹灯である。この竹、実は、「石田三成の茶の井(伝)」がある竹藪の竹を使っている。  佐和山の麓に愛宕山仙琳寺という寺がある。彦根藩4代藩主井伊直興(1656〜1717)の... 続きを読む

  • 2013年10月28日

    琵琶湖流木清掃の一日 まち・文化

     10月13日、彦根の長曽根浜一帯の湖岸の流木清掃ボランティアに参加した。ちょうど、カインズモールの前あたりの琵琶湖岸だ。先月の台風18号で河川から大量の木やごみなどが流れ込み、漂着物として湖岸に打ち上げられているのだ。現在、彦根市の琵琶湖岸には、ざっと見繕って600〜700トンの漂着物があるのだという。琵琶湖の... 続きを読む

  • 2013年10月18日

    コーヒースタンドという文化 お店

     JR彦根駅西口に「MICRO-LADY COFFEE STAND」(マイクロレディコーヒースタンド)というコーヒースタンドがオープンした。喫茶店でもカフェでもない「コーヒースタンド」というスタイルのコーヒー店が東京を中心に増えているのだ。  今、アメリカのコーヒー文化は「サードウェーブ(第三の波)」を迎えている... 続きを読む

  • 2013年10月16日

    彦根ゴーストツアー「天狗現る」の章 まち・文化

    「目に見えないモノを見ることができるかもしれない旅をしませんか?現世(うつしよ)と幽世(かくりよ)の狭間、湖東・湖北の伝承を追いかけ文化遺産を巡るTourに出かけませんか?」と湖東・湖北の未評価の文化資源を巡るツアーが「彦根ゴーストツアー」である。番外編を含めると今回で8回目となる。テーマは天狗。東近江市の太郎坊... 続きを読む

  • 2013年10月14日

    奥永源寺 木地師発祥の地で「匠の祭り」 まち・文化

     今月25日から28日まで、東近江市奥永源寺地域である蛭谷町で「奥永源寺 匠の祭りー木地師・工芸作家作品展ー」が開催される。  木地師発祥の地に残る古民家に、地元の作家はもちろん、県内外からも木工作家、ガラス職人、陶芸家など16名の作品が集まるそうだ。会場には多くの作家が常駐しているので、作品について本人からじっ... 続きを読む

  • 2013年9月27日

    ゲストハウスと町の関係 お店
    ゲストハウス無我

    村田 一さん・典子さん夫妻  去年くらいから、彦根にゲストハウスができると聞いて、とても楽しみにしていた。古民家を改装したゲストハウスで、以前紹介した小江戸ひこね町屋情報バンクの成約第1号の物件だという。  「ゲストハウス」という言葉には複数の意味があるけれど、ここでいうゲストハウスは、旅人向けの簡易宿所を指... 続きを読む

  • 2013年9月23日

    古本を片手に過ごす一日 まち・文化
    ひこねウモレボン市

    ウモレボン市のキャラクター・「ワサンボン」。2011年の第1回ウモレボン市開催とともに誕生。無口そうにみえて、twitterなどで発言している。  小学生の頃、週末ごとにせがんでは、古本屋に連れて行ってもらっていた。図書館も好きだったけれど、古本屋の方が好きだった。自分のお小遣いでも買える本がたくさんある古本... 続きを読む

  • 2013年9月17日

    町屋・古民家の有効活用を目指して まち・文化
    小江戸ひこね町屋情報バンク

    写真:小江戸ひこね町屋活用コンソーシアム提供  いま、町屋・古民家が静かなブームだ。風情のある町屋・古民家を住居や店舗として活用する例も多く、そのままの佇まいで町並みを残していきたいという地元や家主のニーズも高まってきている。  一方で、一説には彦根の中心市街地だけでも500軒以上の空き町屋・空き古民家があ... 続きを読む

  • 2013年9月9日

    24時間テレビ 草の根チャリティーネットワーク登録
    よみうり夏の交通安全まつり まち・文化

    犯罪被害防止や交通安全を呼び掛ける「けいたくん」と「キャッフィー」  8月25日(日曜日)、24時間テレビ36「愛は地球を救う」に合わせ、「24時間テレビ 草の根チャリティーネットワーク登録・よみうり夏の交通安全まつり」が行われた。主催は読売新聞湖北ブロック(木之本、浅井、近江長浜、米原、高宮、甲良、彦根中央... 続きを読む

  • 2013年8月26日

    熱い夏! まち・文化
    甲子園観戦記(彦根東高校 対 花巻東高校)

     2013年8月13日、阪神甲子園球場の三塁側アルプススタンドは、赤一色で埋め尽くされた。第95回全国高校野球選手権大会 6日目第3試合、彦根東高校対花巻東高校。  彦根東高校の夏の甲子園出場は初めてということもあって、多くの人々が応援に駆けつけた。なにしろ、県大会で優勝を勝ち取っての甲子園出場だ。選手にとっても... 続きを読む

  • 2013年8月12日

    昔、戦争があった まち・文化

     父は、毎年夏になると憂鬱になるらしい。どうしようもない戦争の記憶を反芻し溜息がでる。少年通信兵として出征し、フィリピンから生きて帰って来た。若い頃は何とかやり過ごせたが、同期の戦友が数えるほどになり、思うようにならない我が身を抱えながら、仕方のない溜息は毎年深くなっていく。  昔、戦争があったのだ。  NHK大... 続きを読む

  • 2013年8月5日

    味も量も十二分に堪能できるつけ麺専門店 お店
    十二分屋

     滋賀県内で初めてとなる「鳥居式」のラーメン店「十二分屋」が今年1月、彦根にオープンした。「鳥居式」とは、東京の製麺会社 大成食品株式会社が主宰する「鳥居式らーめん塾」のことで、ラーメンの基礎知識はもちろん、開業までのプランの立て方から経営ノウハウまでラーメン業界のあらゆることを学ぶことができるという。その卒業生... 続きを読む

  • 2013年7月19日

    お客さんと一緒に想いを馳せる味 お店

     国道8号線、木之本インターから賤ヶ岳トンネルへ向かう途中の左手の田んぼの一角に、ひときわ目を引く紺色の建物がある。一見すると何かの倉庫か事務所のように見えるが、屋根の上には「ラーメン想味亭」という看板が掲げられている。そう、ここはれっきとしたラーメン店なのである。  店長の 続きを読む