紅葉の永源寺で手打ちそばとラーメンを……

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 東近江市 2012年11月9日更新

店長の西澤健治さん(左)と西阪和男さん


 自然休養村センターという施設をご存知だろうか。自然休養村とは、昭和50年代頃から農林水産省が農業観光地域を指定し整備した事業で、当時は全国各地に様々な施設がつくられたそうだ。東近江市自然休養村センターもそのひとつで、昭和51年に永源寺の旦度橋のたもとに設立されて以来30年以上に渡って、レストランや地元の物産品・お土産の販売、観光案内などを行ってきた。そして今年、9月末から本格的なラーメンが食べられるようになったと聞いて、さっそくお邪魔した。
 休養村センターでは、7年ほど前から店長の西澤健治さんが地元永源寺のそば粉を使った手打ちそばを提供している。西澤さんは実は銀行員だった。もともとは奥さんがこの休養村センターの店長をしておられ、早期退職したあとそば打ちの勉強をして奥さんと共に休養村センターを支えてきた。4年前に奥さんが亡くなってからは店長を引き継ぎ店を切り盛りしている。今では定番メニューとしてすっかり定着した手打ちそばに続いて、今回新しい展開としてラーメンを売り出すことにしたそうだ。

八風街道らーめん

 ラーメンを担当するのは西阪和男さん。西澤さんとは中学校の同級生で、数年前からいつか一緒にお店ができたらと話していた。西阪さんは、八日市のちゃんぽん亭総本家の立ち上げのときからのメンバーで、15年間ラーメン一筋にやってきた。今年の3月に退職してから西澤さんとの話が急に現実味を帯びて、ついに実現した。
 西阪さんのラーメンは、その名も「八風街道らーめん」。鶏ガラに鰹と昆布を合わせた和風スープ。麺は近江ちゃんぽんで使われるようなオーソドックスなストレート麺。味は醤油・塩・味噌の3種類から選べる。特徴的なのは、チャーシューの他に豚肉がトッピングされていること。西阪さんによると、和風スープのアクセントにはこの豚肉が欠かせないのだそうだ。確かに豚肉の旨味がスープをいっそうひきたてて、あっさりしているがコクのある味が印象的だった。
 ラーメンをいただいてから、ふと外を見ると旦度橋の向こうに永源寺の山々が美しくそびえ立っているのに気づいた。秋も深まるとこの山々はいっせいに紅葉するという。窓の外に広がる紅葉を見ながら手打ちそばとラーメンという一風変わった組み合わせを楽しんでみてはどうだろう。

東近江市自然休養村センター

滋賀県東近江市永源寺相谷町1323
TEL: 0748-27-0203
営業時間 11:00〜16:00
定休日 水曜日(11月は無休・12月中旬〜3月末は不定休)

八風街道らーめん (醤油・塩・味噌)各630円、天ざる 970円、ざるそば 720円、天ぷらうどん 720円、田舎定食 1,900円、蒟蒻定食1,450円、から揚げ(岩魚)定食1,260

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

編集部

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