うわさのシフォンケーキ屋

シフォンケーキ yon

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 米原市 2016年4月11日更新

 一年ほど前に会ったきりになっていた方が、わざわざ電話をくださって、おいしいシフォンケーキ屋があると教えてくれた。なんでも、シフォンケーキだけをこだわって作っていて、知る人ぞ知る店になりつつあるのだという。これは行かねばと、すぐに訪れた。
 店の名まえは「シフォンケーキ yon」。店のドアを開けると、磨かれたアメ車やバイクが暗めの照明に照らされ、どことなくアメリカンな雰囲気。一瞬店を間違えたかと思いかけたが、店主の高山洋子さんが「いらっしゃいませ!」と笑顔で迎えてくれた。洋子さんの立つカウンターには、シフォンケーキ型が逆さになった状態でずらり。紛れもなく、シフォンケーキ屋である。
 もともとここは、車やバクを趣味とする人々が集まるガレージカフェ「cenote(セノーテ)」として2012年にオープン。そこでコーヒーと一緒に楽しんでもらえるお菓子を出せればと、洋子さんはシフォンケーキを研究し始めたのだそうだ。2年ほどかけて素材とレシピを吟味。cenoteでシフォンケーキを出しているうちに評判となり、2014年11月に「シフォンケーキ yon」という屋号を掲げて本格的にオープンしたのだという。

 洋子さんのこだわりは、選び抜いたシンプルな食材。プレーン・シフォンケーキは、滋賀県産の卵、国内産の小麦粉、エキストラバージンオリーブオイル、メープルシロップ、塩だけを使った生地を焼き上げる。生地を安定して膨らませるためのベーキングパウダーやph調整剤などは使わない。メレンゲの力だけで膨らませた生地は、きめ細かくふわふわなだけでなく、しっとりもちもちした食感。そして素材の素直なおいしいさを味わえる。「余計なものを入れると、やっぱり味に出ますからね」と洋子さん。そうした正直な味が店の支持を増やしているのだろう。
 店頭には、定番の「プレーン」、紅茶の香りで人気の高い「アールグレイ」、そして月替りの「今月のシフォン」の3つを基本に、全部で30種以上レシピがあるというフレーバーから、何種類かが並ぶ。もちろんその日の朝の焼き立てだ。「今月のシフォン」はほぼ毎回新作を発表しており、この4月は「ストロベリーショコラ」。事前に相談すれば、フレーバーをリクエストし、予約できる。「予約受付メニュー」には、ほうじ茶、ラムレーズン、日本酒、ほうれん草、国産レモン、マンゴーなどなど、驚くほどたくさんのメニューが記されている。
 最近では近所のリピーターのみならず、遠方からもお客さんが来るようになり、毎朝50台ほど焼くホールのシフォンケーキが、夕方が来る前に売り切れてしまうこともあるそうだ。洋子さんに「どうしてこんなに人が来られるようになったんですか?」と尋ねると、「宣伝はほとんどしてなくて…うわさを聞いて来てくださるみたい」。まさに『うわさの』シフォンケーキ屋なのだ。

シフォンケーキ yon

滋賀県米原市高溝636-3 / TEL: 090-1906-0444
営業時間 10:00〜18:00(売り切れ次第閉店)
定休日:火曜 予約受付は10:00〜21:00

持ち帰り・箱無しの場合は100円引き。電話での取り置きも可能。売り切れていることもあるので、午後以降の来店時は電話での事前確認をするのがおすすめ。

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

枝豆

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