記憶のなかのカレーうどんを求めて

カレーうどん専門店 忠助 —CHUSUKE—

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 長浜市 2009年3月8日更新

「石焼チーズカレーうどん」を注文した。カツオとサバなどから出汁をとった特選スープとうどん。とろける チーズの相性が絶妙な一品。

 今や二大国民食としてラーメンと双璧をなすカレー。その専門店は巷に多い。そして、うどん屋は和食の中でも最もポピュラーな専門店である。
 長浜市にある風の街CAN’S CITY2で昨年10月にオープンした「忠助-CHUSUKE-」は、湖北初のカレーうどん専門店である。たかがカレーうどんと侮ってはいけない。オリジナルの特選スープをはじめトマト、黒ごまなど7種類の味をベースに、約20品のメニューがそろえられている。自分好みの味やトッピングを探すことができるのは、専門店ならではの趣向である。
 「忠助」のカレーうどん誕生には店長の本庄洋一さん(53)の物語がある。
 「元々、個人的に大好きな料理だったのですが、以前、名古屋にある普通のうどん屋さんで食べたカレーうどんが抜群に美味しかったんです。何度も通いたくなる味で、いつかそれを多くの人にも味わってほしいと考えたのが店を持つきっかけになりました」。
その店は10年ほど前になくなり、今では別のビルが建っているという。本庄さんは記憶を頼りに、独りでその味を追求した。
 美味しいカレーうどんには必要条件があるそうだ。
スープには出汁のコクと適度なとろ味がなければならない。麺には程よくスープと絡むコシがなければならない。辛すぎず甘すぎず、そして何よりも、カレーライスとは異なる色をしていなければならない。
 「うちの特選スープは黄色っぽいでしょう? 家庭で作るのとは、見た目も味もかなり違うはずです。舌と思い出に鮮明に残ったあの味をもっと追い求めていきたいです」。
 店内には、あまりカレーの香りがない。純粋な風味を楽しむために、強いカレーの香りは店内に流れないようにしてあるのだという。服にカレーの匂いがつく心配はない。これも専門店のこだわりである。開店から4ヶ月。「忠助」のカレーうどんは日々、進化しているという。本庄さんは思い出を完全に再現した味を完成させるだろう。その到達点は、本庄さんだけが知る記憶の中にある。そしてその味は多分、僕にとって鮮明
な思い出となる……。

カレーうどん専門店 忠助 ーCHUSUKEー

滋賀県長浜市八幡中山町361 CAN’S CITY2
TEL&FAX: 0749-65-0320 / 11:00〜21:00(L.O.) / 無休

特選カレーうどん680円、石焼チーズカレーうどん730円、すき焼き風カレーうどん880円など約20種類。
季節限定メニューやセットメニューも有り。また、甘口のお子様カレーうどん500円など。

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

水源

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