ポポポ食堂のごはん

Vol. 26 芋羊羹

このエントリーをはてなブックマークに追加 2015年1月23日更新

「羊羹(ようかん)」の名前の由来は、中国料理の羊肉入りスープだと言われています。平安時代、遣唐使によって日本に伝来しましたが、食肉禁忌だった当時の日本では、羊肉の代わりに小豆を用いて羊羹を作ったそうです。それが現代の甘〜い羊羹につながっているなんて、何だか面白いですね。
 小豆を炊いて作る羊羹も美味しいけれど、家庭にある食材でパパッと作るのなら、芋羊羹がおすすめ。ほっとする優しい甘さです。
 今年もポポポ食堂、どうぞよろしくお願いいたします。

材料 3〜4人分

さつま芋(大)1本、砂糖 加熱後皮をむいたさつま芋の15%重量、塩 ひとつまみ

  1. さつま芋は皮付きのままゆでるか蒸す。竹串がすっと通ったら皮をむき裏ごしする。
  2. 1に砂糖と塩を加える。小鍋に移して弱火にかけ、水分を飛ばしながら砂糖と塩がきれいに溶けるまで練りきる。
  3. バットなどの型にラップを敷き、2を入れて包み、冷蔵庫で冷やし固める。
  4. 好みの大きさに切って食べる。

あきこ プロフィール

明石出身。管理栄養士。イタリアで3年間の料理留学。滋賀県内の大学で非常勤講師として勤務。おいしく食べること、について幅広く研究中。

ポポポ食堂は、Polpo(ポルポ:たこ)、Porco(ポルコ:ぶた)、Pomodoro(ポモドーロ:トマト)の頭文字3つをとってポポポです。

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