Monologue

  • 2016年3月13日

    Monologue No.630

    ウグイス色のメジロが 花を散らかして ウグイスは透明になることができた メジロは不安だったりする 続きを読む

  • 2016年3月6日

    Monologue No.629

    「潰す」と「遺す」 どちらも貴いことに 僕は気がついたのです それも、突然でしたので はっとしたのです 続きを読む

  • 2016年2月14日

    Monologue No.628

    ものにふれ 湖国の人の願いを知る なぜ ここに あるのか 知らなくても 誰も困らない大切な願い 続きを読む

  • 2016年1月24日

    Monologue No.627

    雪が降った 大地の境無く 真っ白に もっと寒くなればいい 続きを読む

  • 2016年1月10日

    Monologue No.626

    雪の降る翌日は 明日にはもう失われる景色があって 息を止めると 辺りの命もドキッとするらしい 続きを読む

  • 2015年12月27日

    Monologue No.625

    この国では 長い年月を経た生き物や道具に 神や精霊が宿る と、今年も言い訳しながら年を越す 続きを読む

  • 2015年12月13日

    Monologue No.624

    天井から雨漏りがして マグカップで受けている夢をみた 「何事も経験値なのである」ということを 実証していた場面だった 続きを読む

  • 2015年11月22日

    Monologue No.623

    秋深く沈思熟考す 考えを考える 思考は時間の速度を無視し 沈思などあったものではない  続きを読む

  • 2015年11月8日

    Monologue No.622

    落ち葉や水の流れの音が際立って 鼻の奥と目の間の芯のようなところが 冷たくなって 覚えのある匂いを探すのである 続きを読む

  • 2015年10月25日

    Monologue No.621

    夕暮れはすーっと 朝にはごぉーっと 今日よりも明日の空が綺麗でありますように 水色の空がいい 続きを読む

  • 2015年10月11日

    Monologue No.620

    気持ちが弱っているとき 空の色は卑怯なほど美しい 野焼きの薄いにおいにも 反応してしまうのである 続きを読む

  • 2015年9月27日

    Monologue No.619

    夕日に染まって カフェオレ色の野原に風が吹く 来年も その次も 銀色の影を探しているだろう 続きを読む

  • 2015年9月13日

    Monologue No.618

    シンプルとかナチュラルに見えることが 実はそうではないことがある 大切なことを間違えないように 良い目を持ちたいと思う 続きを読む

  • 2015年8月23日

    Monologue No.617

    傍観者は 何事もなくその場を離れるはずであった 夏の終わり ガマズミの赤い実がそれをさせなかった 続きを読む

  • 2015年8月9日

    Monologue No.616

    坂道を登り切ったその先に 必ず湖が見える場所があるのだと知っている 一度くらいは喉が切れるような声でも いいかな 続きを読む

  • 2015年7月26日

    Monologue No.615

    思い出すことをしなくなった古い神々がいる 何を願い祀ったのか 人はもう思い出せない 何故、こんなにも動かないでいるのだろう 続きを読む

  • 2015年7月12日

    Monologue No.614

    本当の話 かつてレイク・ビワは 麗湖琵琶と記された時代があった この時代も麗湖である 続きを読む