Monologue

  • 2012年1月23日

    Monologue No.531

    自分が何故ここにいるのかを 知ろうとしなければ バーチャルな世界で生きているのと同じだ…… 解らなくてもいいわけだと反論したら 視線は二度ともどらなかった 続きを読む

  • 2012年1月8日

    Monologue No.530

    前を向いて生きてゆこうとするとき 背中が寒い きっと方向を 見失うことはないのだと思う 続きを読む

  • 2011年12月25日

    Monologue No.529

    言わなくてもいい言葉 言わなくてはならない言葉 言わなくてもあったかい 言わなくてもありがとう 言い忘れてるのはもっと大切なこと 続きを読む

  • 2011年12月11日

    Monologue No.528

    もうすぐまた 今年が終わることになっている 僕だけずっと始まらない 続きを読む

  • 2011年11月27日

    Monologue No.527

    未だ見ることのない風景 その存在を知っているのは何故だろう 懐いは果てしない 続きを読む

  • 2011年11月13日

    Monologue No.526

    ただ青い空を飛ぶ蝶々…… 懐かしい偉大なる痛み バーチャルな世界で 自我を獲得できるだろうか 続きを読む

  • 2011年10月23日

    Monologue No.525

    背丈ほどあったコスモスの畑 もてあますほどに 寝転べば……楽園が甦る 続きを読む

  • 2011年10月9日

    Monologue No.524

    花が咲かなければ それと判らないのは寂しいが 早起きは三文 得することになっている 続きを読む

  • 2011年9月25日

    Monologue No.523

    雨が降ると、もう心配で 久しぶりに蝙蝠が部屋の中を飛び回る 今し方考えていたことなど忘れて ドキドキしてる 続きを読む

  • 2011年9月11日

    Monologue No.522

    葉は花を 花は葉を思う 相思華 夕暮れに赤を刻んでいる 眩しいじゃないか 続きを読む

  • 2011年8月28日

    Monologue No.521

    どうしようもないことがある 何とかせにゃ…… にゃ〜と、猫になってみる 続きを読む

  • 2011年8月14日

    Monologue No.520

    「りっぱなきゅうり」だと思った   きゅうりの漢字は「胡瓜」   異国情緒が漂う   りっぱの漢字は「立派」   最近、ほとんど使わなくなった 続きを読む

  • 2011年7月24日

    Monologue No.519

    明るい森の中は 湿潤で透明な空気で満たされている 息を潜めて見つめる小動物の気配 僕だって緊張する 続きを読む

  • 2011年7月10日

    Monologue No.518

    メダカがみている緑の世界は 水が揺れてどこか歪んでいる 道草のようなものだ 続きを読む

  • 2011年6月26日

    Monologue No.517

    いつもと変わらぬように 同じ空の下 猫が気をつかってくれると申し訳なくて やれやれ……と点検を始める 続きを読む

  • 2011年6月13日

    Monologue No.516

    アザミの漢字は「薊」。草の冠、魚と刀……。 「ザ」の音が孤独で寂しい 野を振り返らせるほど独りが似合う花である 続きを読む

  • 2011年5月22日

    Monologue No.515

    この度の東北関東大震災において、 被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 続きを読む