Monologue

  • 2021年12月26日

    Monologue No.701

    虎の頭をもち姿が魚 「鯱」(しゃちほこ)に込めた 祈りや願いは忘れられ この国の想像上の生き物も 絶滅してしまった 続きを読む

  • 2021年11月28日

    Monologue No.700

    ハードルをなぎ倒し 華麗なフォームでゴールを目指す 野となり山となり 川は枯れるとさ 続きを読む

  • 2021年10月24日

    Monologue No.699

    どこかへ行きたいと思った どこだろう…… 長く折れ曲がり伸びる影の先辺り 暗い森に秘密はありそうだ 続きを読む

  • 2021年9月26日

    Monologue No.698

    ちゃんと彼岸に咲くところをみると 誰かと大切な約束をしたのかもしれない 果たしているのか まだ果たされていないのか…… 続きを読む

  • 2021年8月22日

    Monologue No.697

    森に吊されたヤッサ 何故、こんなことをするのか、その起源は どのくらい昔からこうしていたのか 森の杉の木しか覚えていない 続きを読む

  • 2021年7月25日

    Monologue No.696

    少し前まで見慣れた山河があった 身体の輪郭が朝日を背景に赤く透ける黒猫が 網戸越しに通りをにらんでいる 今日もまた地図が描きかわる…… 続きを読む

  • 2021年6月27日

    Monologue No.695

    大正の広重と呼ばれた鳥瞰図絵師 吉田初三郎は 「富士と琵琶湖、そは世界に對して、 我等日本人が優美を誇る象徴の双璧であらねばならぬ」 と記した(『琵琶湖遊覧御案内』) 続きを読む

  • 2021年5月23日

    Monologue No.694

    背を丸くして眠ると ショーウインドーの向こう側に 蝙蝠傘が置いてある いつもの夢である 続きを読む

  • 2021年4月25日

    Monologue No.693

    言いあらわせないもの 描けないもの 数値では計れないもの ないものねだり 続きを読む

  • 2021年3月28日

    Monologue No.692

    近ごろ なにをみても なにをしても せつない気持ち 続きを読む

  • 2021年2月28日

    Monologue No.691

    春の花見は 神様と一緒にするものらしい 一喜一憂 やっぱり一緒に溜息もつく…… 続きを読む

  • 2021年1月24日

    Monologue No.690

    新しい一年が始まった 一日の計は晨にあり 晨は、あしたと読む 生気に満ちた早朝のことをいう 続きを読む

  • 2020年12月27日

    Monologue No.689

    それでも時間は 未来に向かって進むから 明日は晴れますようにって 僕らは生きてく…… 続きを読む

  • 2020年11月22日

    Monologue No.688

    さあ さあ…… かけ声ばかり 5秒以内に始めなければ 人はあれこれ考えてしまうらしい 続きを読む

  • 2020年10月25日

    Monologue No.687

    ぼくらは歩いている どこまでも行こう まだ少し先まで 行くことができるかもしれない 続きを読む

  • 2020年9月27日

    Monologue No.686

    子猫と 空を 眺めることができている たいせつなことだ 続きを読む

  • 2020年8月23日

    Monologue No.685

    好きなことをしようと思ったら その前にたくさん好きじゃないことを しておかなくてはならない そのことは昔から知っていた 続きを読む