「米原」を含む記事一覧
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2013年4月22日
「ルッチまちづくりネット」始動! まち・文化
「ぴかキャラ米原びと」マップの作成用取材(右から2番目が谷口さん) 「まちづくり」と聞いて人はどんな印象を持つだろう。まちづくりや地域活動といえば、特定の人たちが熱心にやっている、少しとっつきにくい印象を持つ人もいるのではないだろうか。 米原市では今、「まちづくりの垣根」を低くしようという活動がスタートし... 続きを読む
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2013年4月4日
マンボな話 まち・文化
大野木ワンダーランドのマンボ マンボである。先日、先輩からフェイスブック経由で問い合わせがあった。 隧道の話題で気になることがありました。マンポという言葉をご存じでしょうか。昨年出版された『湖猫、波を奔る』(弟子吉治郎著 / サンライズ出版)という竹生島と湖北地区を舞台にした小説があります。前半部分で西... 続きを読む
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2013年3月22日
花札、道風、そして努力 まち・文化
日撫神社(米原市顔戸)には「波兎の文様(竹生島紋様)」が本殿にあるので、僕にとって以前から特別な神社だった。波兎を探している時はそれしか目に入らないのだが、ただ導かれるように訪れる場合、様々なものが見えてくる。相変わらず、日撫神社に祀られている少彦名命(すくなひこなのみこと)・息長宿禰王(おきながすくねおう)・... 続きを読む
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2013年3月20日
ダムカード・姉川ダム まち・文化
毎年、冬になると気になることがある。「ダムカード」であると去年も書いた。それは本当で、僕にとって、ダムカードは冬の間気になって、次の冬まで思い出すことのない代物なのだ。「暖かくなったら、ダムカードを手に入れよう」そう想っていた。それでやっぱり今年もこの時期に手に入れることになった。 カードは姉川... 続きを読む
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2013年2月27日
神域の道路と鉄路 まち・文化
寒い日だったけれど、日撫神社(米原市顔戸)へ行くことにしたのは日を撫でる、「ひなで」という愛おしい音に誘われたからかもしれない。 随分と古い由緒を持つ神社で、何かの拍子にピシリと空気が割れそうなくらい神聖である。少彦名命(すくなひこなのみこと)・息長宿禰王(おきながすくねおう)・応神天皇を祀る神社だ。『古事記』や『... 続きを読む
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2013年1月28日
打ではなく、投ではなく、極ではなく…… まち・文化
総合格闘技道場 ハーヴェスト総合格闘技のプロが昨年の末、米原市に道場を開いた。道場の主は米原市出身の中村潤さん(28)。中村さんが格闘技に出会ったのは中学2年生の時。闘魂三銃士の一人として人気を博したプロレスラーの橋本真也選手に憧れたのがきっかけだったという。 2009年に総合格闘技「修斗(一般社団法人 日本修斗協会)」のプロライセンスを取得... 続きを読む
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2013年1月22日
米原で作る、米原のタウン誌誕生!! まち・文化
編集長の川瀬篤志さん(右)と副編集長の立澤竜也さん 2012年12月15日、米原市の専門タウン情報誌『まいスキッ!』が誕生した。現在手に取ることができるのは準備号の「0号」。発行部数1万5000部のうち、1万2500部ほどが米原市内に全戸配布され、残りの2500部については彦根市と長浜市の一部の銀行、郵便局... 続きを読む
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2012年12月3日
ラガーマンの届ける和の味 お店
Japanese Dining 和owカウンターに立つ山鹿雅さん 繊細な料理人と熱きラガーマンの顔を併せ持つ山鹿雅さん37歳。Japanese Dining「和ow」のオーナーである。7年前、JR坂田駅にほど近い住宅街に店をオープンした。うっかりすると通り過ぎてしまいそうな控えめな店構え、店内はカウンターが5席と座敷が19席の落ち着く空間である... 続きを読む
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2012年10月19日
秋のゴーストツアーは「釣狐」 まち・文化
『目に見えないモノを見ることができるかもしれない旅をしませんか』と、誘われた秋の彦根ゴーストツアーは「白い狐の章」。勝楽寺で狂言『釣狐』を観るツアーだった。 甲良町にある古刹・勝楽寺は、「婆娑羅(いかなる権威にもとらわれない自由奔放な思想)」の典型として語られることの多い佐々木道誉(1296~1373)の菩提寺... 続きを読む
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2012年9月25日
築100年の古民家で、時を忘れる お店
和cafe たち季築100年の古民家を改装 醒井の「和cafe たち季」は、地蔵川の源流のすぐそばにあるカフェだ。醒井で生まれ育った店長の立木厚子さんが「訪れる方にゆっくりくつろいでもらえるスペースをつくりたい」と築100年の古民家を改装し、昨年8月にオープンした。古民家ならではの落ち着いた雰囲気の中で、こだわりの手作りスイ... 続きを読む
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2012年8月17日
彦根にて映画撮影はじまる まち・文化
2012年6月、彦根ビバシティシネマにて上映された『一遍上人』。この作品を撮った秋原北胤監督が次回作を準備している。タイトルは『家』、島崎藤村の同名小説を映像化する予定だ。 一本の映画を撮るにあたり、複数のロケ地で撮影を行うのが秋原監督の流儀だ。スタッフは極力少なく、地元の人々に全面的に協力を依頼し、みんなで... 続きを読む
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2012年7月30日
森 哲荘展のこと まち・文化
森哲荘さん 森哲荘さんは、1946年生まれで今年65歳。米原市下丹生で、15歳から50年、木彫一筋に生きてきた職人だ。僕らは哲荘さんと呼ばせていただいている。 最近では、小林秀雄のCDを貸していただき、そのついでに『森哲荘展』のDMをいただいた。ついでに的渡し方がいかにも哲荘さんらしいのである。僕らは以前... 続きを読む
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2012年7月4日
空海が昼飯喰った場所 まち・文化
米原市上丹生の松尾山は、天武天皇9年(680)に役小角(えんのおづぬ)(=役行者)が修行のために入山したと伝えられる霊地である。松尾寺は、霊仙七カ寺の一つとして隆盛し、現在に残る唯一の寺だ。近江西国33カ所の13番札所でもあり、江戸時代には山中に56坊が建てられていたという。ご本尊は 十一面観世音菩薩と聖観世音菩薩の... 続きを読む
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2012年6月4日
隧道と村田鶴 横山隧道 まち・文化
横山隧道米原市側 横山隧道長浜市側 トンネルは魅力的である。それを抜けた時に現れる新しい世界にいつもワクワクする。そういえば、子どもの頃も、ジャングルジムでも、土管でも穴を抜ければ向こう側にはいつも別世界が広がっていた。紙を丸めた筒だって同じである。 一ヶ月ほど前、彦根の佐和山の裾野にある仏生山... 続きを読む
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2012年5月28日
90年の轍 森先生のこと まち・文化
森雅敏さんから案内状が届いた。僕らは森先生と呼んでいる。世の中に多くの森先生がおられるけれど、僕らが森先生と言うときには雅敏さんのことである。 『醒井木彫美術館創立10周年を節目に、森大造と雅敏の造形二世代展をささやかですが企画いたしました。 森大造は大正11年(1922)に醒井から東京へ出て、以来戦... 続きを読む