「米原」を含む記事一覧
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2018年10月4日
石田三成に、『逢える』 ブックカフェ まち・文化
米原市朝日の観音寺は、秀吉が初めて城主になった横山城の麓にあり、三成が生まれた石田からもほど近い。三成の父・正継が地元の土豪として観音寺の「旦那職(だんなしき)」だったことからも、境内は三成の幼い頃の遊び場だったことが想像できます。秀吉との出逢いの逸話「三献茶」の舞台となったのが、この観音寺だろうと先行書が記す... 続きを読む
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2018年2月2日
山内さんと伊吹大根 ひと
山内喜平さん山内喜平さん 昨年末、友人が「とっても物知りで、色々なお話を聞かせてくれる人」と引き合わせてくれたのが、長浜市木之本町古橋にお住いの山内喜平(90)さんだ。「何の話がよろしいか?」と山内さんは記憶の引出しのどこを開けるかを私たちに委ねたほどで、引出しがどれほどあるのか、全くわからない。その日、印象深かったの... 続きを読む
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2017年7月6日
柏原宿 金太郎の謎!? まち・文化
中山道醒ヶ井宿の地蔵川沿いにある日本料理 「本陣樋口山」は、年に幾度か思いだし、実際には一度か二度、理由をつけて食べに行く、僕にとっては特別な場所である。本陣と冠が付いているだけあって歴史も古い……と、本来ならば「本陣樋口山」の記事になるはずだったが、今回は樋口山の玄関に飾られた一枚の浮世絵の話である。写真がそ... 続きを読む
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2017年4月3日
それぞれの今を鳴らす ひと
岡田兄弟「岡田兄弟」の所属する「岡田音楽事務所」は、伊吹山のふもと、米原市村居田という集落にある。まわりには田んぼが広がり、野山が近く、夏にはホタルが舞う。「音楽事務所」という言葉が不似合いに思える、そののどかな風景のなかで岡田兄弟は生まれ育ち、それぞれ、歌を歌い、演奏活動をし、音楽教室などを開きながら暮らしている。 ... 続きを読む
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2016年12月28日
伊吹山麓の小冊子 『ふもと』 まち・文化
三田村圭造さん 「伊吹山麓の小冊子ふもと」という小さな雑誌が、今年の春、創刊された。 季刊で発行される「ふもと」は、すでに春、夏、秋と3冊が発行されており、この冬に4冊目が出ると、季節をひとめぐりすることになる。それぞれの号は、絵画・文学に登場する伊吹山に焦点を当てた「伊吹山の引力」(1号)、伊吹山麓地域... 続きを読む
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2016年6月2日
ゆっくりマルシェ in まいばら まち・文化
今月から、伊吹山のふもとのルッチプラザで、「ゆっくりマルシェ」が隔月で始まった。 近頃、手づくりのものなどを販売する定期開催のマルシェがあちこち開かれるようになったが、このマルシェにははっきり示された方向性があり、それが「ゆっくり」である。出店するお店は、暮らしにまつわる衣食住やエネルギーについて、「ていねい... 続きを読む
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2016年4月11日
うわさのシフォンケーキ屋 お店
シフォンケーキ yon一年ほど前に会ったきりになっていた方が、わざわざ電話をくださって、おいしいシフォンケーキ屋があると教えてくれた。なんでも、シフォンケーキだけをこだわって作っていて、知る人ぞ知る店になりつつあるのだという。これは行かねばと、すぐに訪れた。 店の名まえは「シフォンケーキ yon」。店のドアを開けると、磨かれたアメ... 続きを読む
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2016年3月4日
冬の伊吹山を登る まち・文化
山に登るようになってから、いつしか憧れというか目標のように思っていたことがある。それは、「雪山に登る」ことだ。雪山となるとやはり伊吹山に登りたい。冬の伊吹山は、アルプスの山々には及ばないものの本格的な雪山の要素を備え、天候がよければ初心者でも登れないことはないという。登山者の中には、伊吹山には冬にしか登らないと... 続きを読む
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2015年9月28日
あしもとにある恵み お店
山のごはん よもぎ谷すじは、日が落ちるのが早い。刻々と日が傾いてゆく奥伊吹の山あいの道を、夕暮れに追われるように車で登っていく。刈り取りの始まった棚田、その端に建てられた古びた小屋に目を奪われた。 甲津原の集落に入ると、澄んだ水が流れる水路で、ミョウガをざぶざぶ洗っているひとがいた。鮮やかな紅色が山盛りになっていて、なんだか良... 続きを読む
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2015年9月23日
霊仙絶景 まち・文化
9月5日土曜日午前9時、晴天の青空の下、僕は霊仙山最高点1094メートルの頂に立っていた。目の前に広がるカレンフェルトと呼ばれる浸食された石灰岩が点在する広々とした草原は、どこか遠くの本格的な山岳地帯に来ているようで、とても滋賀県内の、それも登山口まで車で30分ほどの近所の山に来ているとは思えないくらいの絶景だっ... 続きを読む
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2015年9月4日
井伊直孝を祀る米原の「直孝神社」 まち・文化
彦根市本町「大信寺 井伊直孝歯廟」 今、彦根では「井伊直弼公生誕200年祭」が開催されている。幕末、開国の英断を行った井伊直弼公だが、政治家としてだけではなく、茶の湯や和歌など文化人としても一流を極めた直弼公の知られざる魅力が特別展や、彦根城博物館でのシリーズ展示で紹介され、市内各所ではユニークなイベントが... 続きを読む
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2015年4月15日
まいバーラちゃんの旅 まち・文化
米原市近江公民館まいバーラちゃんという人形が、旅をした。2012年10月1日から翌年3月31日までの半年間に、11都県19カ所、人の手から手へと渡っていく冒険だった。背中には、まいバーラちゃんを受け取ったひとがメッセージを書くための手帳を背負っていた。 はじまりは、米原市近江公民館のゆるキャラとして、「まいバーラ」が誕生した... 続きを読む
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2015年4月13日
三成タクシー、遂に現る!! まち・文化
戦国アクションゲーム「戦国無双4」に登場する武将キャラクター石田三成がタクシーにラッピングされ走っている。これは彦根市・米原市・長浜市の3市と各市の観光協会で構成する「びわ湖・近江路観光圏活性化協議会」が企画したもので「三成タクシー」という。 石田三成に関する知識を問う試験に合格した認定ドライバーの車にのみ「... 続きを読む
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2015年3月13日
湖東・湖北ふることふみ7 前田慶次が渡った琵琶湖(2) まち・文化
米原湊のモニュメント(米原駅) 慶長6年(1601)10月24四日に伏見の上杉屋敷を出発し、翌25日に堅田から沖島東の「弁財天嶋の世渡」を過ぎ薩摩港で餉を済ませた前田慶次の旅を前稿で紹介した。 今稿ではその続きを見て行くが、実はこの先は「さほ山のあなたなる前原の湊につく」としか書かれていない。つまり佐和山... 続きを読む
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2015年1月28日
『カロムロード』18年目の邂逅 1
ヴォーリズさんのクロックノール まち・文化多賀「里の駅」にて 1月10日、僕は多賀町一円にある一圓屋敷にいた。江戸時代の庄屋が安政4年(1857)に建てたもので、平成20年に所有者の一圓六郎氏がNPO法人彦根景観フォーラムに譲渡。現在は同団体と、地元住民らが組織する多賀クラブとが結成した団体「多賀『里の駅』」が地元の町おこしの拠点として活用している... 続きを読む