「東近江」を含む記事一覧
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2011年12月14日
木の生き方に背かない ひと
工房「木の家具 智」平尾智子さん平尾智子さん 約束したその日、平尾智子さん(41)は近江八幡の山から帰ってきたばかりだった。木を伐る専門の人による、伐採現場に同行してきたのだ。ごろごろと楠が軽トラックの荷台に転がっていた。 平尾さんは椅子やテーブル、棚など「木の命を繋ぐ」家具を作る人である。動物などをモチーフに木工彫刻をも手がけている。... 続きを読む
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2011年10月27日
ジャムベリースタイル お店
Jam Berryクレープショップ「Jam Berry」 近江鉄道市辺駅を降りてすぐのところに、クレープショップ「Jam Berry」はある。ログハウス調のお店でイートインスペースもある。私の中でクレープは、どこか陽気でうきうきとした「ハレ」の日のイメージがあるのだが、そのうきうきした気分をさらに膨らませてくれるのが、大きな... 続きを読む
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2011年9月2日
八日市で出会ったハンカチ王子 お店
喜多スポーツ店社長の喜多高義さん 施設にランドセルなどを寄付する伊達直人(タイガーマスクの主人公)が全国的に話題になっていた頃である。八日市図書館前の道路を走っていると、「喜多スポーツ店」の店先に2メートルはあるだろうか、タイガーマスクが立っていた。「喜多スポーツ店」は野球用具専門店で、野球教室や大会も定期的に開催してい... 続きを読む
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2011年8月24日
深い緑と惟喬親王祭 まち・文化
7月18日、僕は深い緑の中にいた。大きな台風6号が接近し、ざわざわと雨がまじっていた。なでしこジャパン優勝の話題で日本中が盛り上がった日だ。 昔、湖東3ダム巡りを友人と志したことがあった。オフロードバイクが健在だった頃だ。永源寺ダム、宇曽川ダム、犬上ダムを同じ道路を通らずに巡るというものだ。何度も試みたが未だ... 続きを読む
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2011年8月19日
2011の夏を快適に過ごす
旨さの秘訣は乾燥にあり、ゆで具合には個性がある まち・文化さまざまな種類の乾麺 夏、冷たい麺類がおいしい季節だ。 たっぷりの湯をわかし完全に沸騰したら、麺をパラパラと入れる。再沸騰するまで蓋をし、蓋が持ち上がったら外す。(吹きこぼれに注意) 麺がふわっと回るくらいに湯の温度を保ちながら所定の時間ゆがく。(98℃の法則) 麺をあげ、冷水でぬめりがとれるまで洗う。... 続きを読む
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2011年8月3日
2011の夏を快適に過ごす
柿渋染めアロハシャツ まち・文化
天然成分の消臭・殺菌作用柿渋染めの生地 今年の夏は、スーパークールビズ実践の人もいるだろう。夏の定番ウェア、アロハシャツも注目を浴びている。開襟で大胆な柄が特徴だが、柿渋染めの生地を使った個性的なアロハシャツがあると教えてもらった。 旧能登川町にある「おおまえ」は生地や織物を企画開発し、製品化している会社だ。 「25年前にお客... 続きを読む
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2011年7月26日
波うさぎ、再び まち・文化
少し前、編集部に封書が届いた。波うさぎの棟瓦と町史だろうか、コピーが2枚入っていた。東近江市の猪子山『上山天満天神社』に波うさぎ(竹生島文様)があるらしい…。資料をお送りくださったDADAの読者の方、ありがとうございました。 資料の出典は記されていないのだが『旧本社の棟瓦と神輿の四方の台座の所に「なぎさに走る... 続きを読む
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2011年7月6日
団子茶屋ならぬ、団子喫茶にて お店
mille店主の千菊紀子さん 八日市を走る八風街道を南に入ったところに「mille(ミル)」という喫茶店がある。ドリップで淹れるコーヒーに紅茶、モーニング、サンドイッチ。週刊誌を片手にカウンターの一人客、テーブル席ではグループがにぎやかにしている。皆が思い思いの時間を過ごす、ごく当たり前の喫茶店の時間が流れている。 ... 続きを読む
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2011年6月14日
石の側らに…… ひと
磯部瑛仁さんアメリカ先住民居住区でペリドットを採集(2歳) 小さな男の子がハンマーを手に岩場にいる写真を見せていただいた。磯部瑛仁(いそべあきひと)さん1歳。父に連れられて採集に訪れた場所での記念写真である。瑛仁さんは、現在近江兄弟社高校3年生、17歳になる。12歳のとき多賀の鍾乳洞・佐目の風穴で、古代人の歯を発見した... 続きを読む
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2011年5月13日
高靇神 — 龍に戴く冠 まち・文化
田に水が入る頃、名前の解らない神様に出会った。東近江市池田町辺り、愛知川沿いの堤防にその神様はおられる。雨を冠に龍と書く漢字を読むことができない。「毎月1日と15日に、お花を供えています」という地元の夫人の話では、「水の神様と聞いています」ということだった。愛知川河岸の「高靇神」は、龍神様には違いはなかろ... 続きを読む
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2011年5月8日
和室の小宇宙 ひと
齋藤友佳子さん床の間の書と生け花 床の間に、書が掛けられ花が生けてあった。庭に視線を転じると濃い桃色の花の残像が重なった……。 齋藤友佳子さんは、「どの道も上達しなければという気負いをもたずにいたことが、続けてこられた理由のひとつです。書道をしてちょっと疲れたなと思ったらお茶を点て一服して、一息ついたらピアノを弾いて…... 続きを読む
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2011年2月19日
1000まで49 まち・文化
ボランティア110番動物園「動物さんの野菜畑です。狸さん。荒らさないでね!」の看板 雪が積もって境界が判らなくなった駐車場の向こうは畑なのだろう……。「動物さんの野菜畑です。狸さん。荒らさないでね!」と手書きの看板があった。「ふれあいひろば ボランティア110番動物園」。 行き場をなくした小動物たちが命をつないでいる場所である。園... 続きを読む
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2010年8月16日
うまいもんをうまいように お店
季節料理 ひのや「うまいもんをうまいように」の看板 国道307号線から永源寺方面に向かっていたときのことだ。「うまいもんをうまいように」と書かれた看板に出会った。「季節料理ひのや」と店名にはある。寿司や豆腐の文字もあるから和食店だと見当はついたが、気になるのは「うまいように」の部分である。一体どんな風にうまいのだろう…。看... 続きを読む
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2009年12月15日
虎の威を借りずキツイねー ひと
「楽しく生きるヒント 創作ことわざ集 」大林和夫さん『楽しく生きるヒント 創作ことわざ集』 編集部に一冊の本が届いた。 『楽しく生きるヒント 創作ことわざ集』(文芸社)というタイトルだった。古来より伝わる故事・諺(ことわざ)が現代社会に合わなくなっているのと、使われることが少なくなっているため、出来る限りオリジナルに近く、解釈を現代風に置き換えアレンジしたも... 続きを読む
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2009年11月14日
ハンダ付けに光を! ひと
ノセ精機 野瀬昌治さんウェブを通じて全国から注文が入ってくる。 その人からいただいた名刺は一風変わっていた。「はんだつけに光を!」と手書きされたその文字からは何か熱いものが伝わってくる。自らを「はんだつけ職人」と名乗る野瀬昌治さんの名刺である。 東近江市で「ノセ精機」を営む野瀬さんは、ハンダ付けのノウハウをHPやDVD、書籍な... 続きを読む