「上丹生」を含む記事一覧

  • 2020年8月24日

    目指すべきモノ ― 初めての炭焼きの成果 ― まち・文化
    長浜市余呉町上丹生

     長浜市で林業や森林整備で地域おこし協力隊として活動している子林葉さん(37歳・余呉町東野)と堀田涼介さん(27歳・余呉町下余呉)が、初めて挑戦した炭焼きの成果を確かめる炭出しをされると聞き、7月下旬、余呉町上丹生へ見せてもらいに行った。窯の焚き口を塞いだ壁をいよいよ崩し始めるところだった。  二人が師匠と呼び...  続きを読む

  • 2020年5月28日

    「尊意」と「こねり山」 まち・文化

    成光寺から望むこねり山  DADA4月号「淡海の妖怪」の中で、比叡山中興の祖・元三大師良源について、「元三大師と呼ばれるのは正月三日にお生まれになったから」と書いてあった。米原市上丹生に住む木彫師・森哲荘さんから「生まれた日じゃなくて、お亡くなりになった日ですよ」とご指摘をいただいた。  森さんは「元三大師良...  続きを読む

  • 2014年5月15日

    奇祭・茶わん祭 まち・文化
    余呉町上丹生

     5月4日。余呉町上丹生で伝統の「丹生茶わん祭」(県指定無形民俗文化財)が行われた。かつては3年に1度行われていたが、人手不足などが原因で、今年は5年振りの開催となる。前回の2009年の開催は6年振りだった。僕は二度目の経験だ。その時はこんな記事を書いた。  「昔、上丹生と下丹生の境近くにある末遠(すえとお)とい...  続きを読む

  • 2012年1月4日

    米原・上丹生から東北へ「春」の贈り物 まち・文化

    田の浦に贈る球根を手に記念写真(上丹生)  先日、東日本の太平洋沿岸に津波警報が出された。テレビ画面に注意を促す表示が映し出されると、脳裏には昨年3月日本地図をぐるりと囲んでいつまでも消えなかった赤色のラインが甦る。数日後東北からは「甦ってへこんでしまいましたよ。この先どう対処したらいいのか……」というメール...  続きを読む