「半月舎」を含む記事一覧

  • 2018年11月26日

    半月舎だより 25 まち・文化

    3つの本屋の「おなみだぽいぽい」  2016年から、滋賀県立大学教授の細馬宏通さんをお迎えし、「かえるの学校」というシリーズ名で、音楽やマンガなどの講座をさせてもらってきた。年ごとにテーマを決め、半月舎で隔月開講してきたが、今年は絵本をテーマに、近所のカフェ・朴さんで4回開いた。  絵本というと、「名作」とい...  続きを読む

  • 2018年10月31日

    半月舎だより 24 まち・文化

    かたよった彦根案内  7年前、半月舎の開店に先んじてはじめた一箱古本市「ひこねウモレボン市」。今年で8回目を迎えた今回はお天気もよく、たくさんの方がお越しくださった。なにをもって催しを「成功」というのかいまだにわからないが、今回50を超えた出店者さんの多くが、「また来年」と言ってくださったことに、ひとまずほっと...  続きを読む

  • 2018年10月1日

    半月舎だより 23 まち・文化

    本屋らしくなる  8月、前半のお盆休みと中盤の出店期間を経て、後半も店を休んだ。秋で開店七年を迎える店内は、買取したまま棚に入れることができない本で埋め尽くされてにっちもさっちもいかなくなっており、ここらで大掛かりに整理しなくてはならない、とかねがね思っていた。8月後半は、店舗改装のためにお休みをいただいたので...  続きを読む

  • 2018年9月3日
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    半月舎だより 22 まち・文化

    夏の野望  8月16日の朝、前日おそくまでかかって箱詰めした本を車に積んで、京都に向かった。めざすは四条河原町にあるデパート「マルイ」。マルイエントランスで開催された若手古本屋8店舗による4日間の催し「京都マルイ 夏の古本市」に、本を納め、一日店番をするためだった。  開店前のデパートで、「催事用ワゴン」という台に本...  続きを読む

  • 2018年7月31日

    半月舎だより 21 まち・文化

    夏の野望  こんなに暑いのだから、できれば外に出ずに、店のなかで涼しい空気に包まれて過ごしたい。本来なら、店の帳場に陣取って、引き取った本のそうじや値つけ、読書に勤しみたいところだ。しかし夏はイベントも多く、基本的に仕事を断らないという姿勢でお声かけを受け続けていたら、とても忙しくなってきてしまい、驚いている。...  続きを読む

  • 2018年6月25日

    半月舎だより 20 まち・文化

    まだ見ぬ「バンコクナイツ」  小さくとも濃厚なラインナップの映画をかけてくれる映画館がまちにほしい、というのは、ずいぶん前から思っていたことのひとつだ。せめて、地方では鑑賞が難しい映画を、少しずつでも自主上映できないか、ということも、頭の片隅であたためてきたことだった。そんなささやかな思いつきの一端が、今月末3...  続きを読む

  • 2018年4月30日
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    半月舎だより 18 まち・文化

    Kさんの本棚  2月なかばから3月上旬にかけての3週間、半月舎に「インターンシップ生」が来ていた。京都のデザイン系専門学校の一年生で、Kさんという18歳の女の子だった。  インターンシップとは学生の就業体験のことで、本人から申し込みのメールをもらった時は戸惑った。受け入れはもちろん、自分が学生時代にインターンシップを...  続きを読む

  • 2018年4月13日
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    半月舎だより 17 まち・文化

    冬の古本研修旅行 高松編 (高知編からつづく)  二月なかば、「古本研修旅行」と称して同業者のNさんとともに極寒の湖北を脱出、一路四国に向かって三日目。短い旅は折り返し地点を迎え、わたしたちは香川県高松市へ向かった。  高松に到着して最初に目指したのは、昨年夏にオープンした新刊書店「ルヌガンガ」だ。店主のこだわりを映...  続きを読む

  • 2018年3月21日
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    半月舎だより 16 まち・文化

    冬の古本研修旅行 高知編  彦根に暮らすようになって13年、未だにこのまちの冬の寒さ暗さには慣れない。たまらなくなって、昨年から「研修旅行」と称し、真冬の数日間あたたかい地方へ逃避行することにした。なぜか同行を申し出てくれた長浜の同業者Nさんとふたり、ひたすら古本屋を(ときには新刊書店も)目指す旅である。今年は高知と...  続きを読む

  • 2018年2月16日

    半月舎だより 15 まち・文化

    いただきもの日記  昨年、一箱古本市の出店で三度もご一緒したYさんが、店まで来てくれた。  いろいろお話をしているうちに、古本屋だけで生きていけるのか、という話になった。この手の話は、よく話題に上る。古本屋どうしでも、よく上る。みなさん不思議に思うところなんだろう。古本屋どうしでも不思...  続きを読む

  • 2017年10月6日

    半月舎だより 13 まち・文化

    古本市に降った雨  9月20日、半月舎は開店して丸6年をむかえた。この日は定休日だったのだが、たまたま舎主のUさんも舎員のわたしも揃って、おのおの仕事をしていた。ふと「今日で、何年目になるんだっけ」とUさんが言って、そうか、とわたしも日付に気がついた。「がんばってるよねーウモレボンもいい感じだし」とUさんは軽やか...  続きを読む

  • 2017年9月7日

    半月舎だより 12 まち・文化

    ウモレボン市で俳句募集  毎年秋に開いている一箱古本市「ウモレボン市」は、店を始めた年に始めて、今年で7回目になる。(ここでは以前に何度も書いているのでくどいと思われるかもしれないが、一箱古本市とは、不要になった本を持ち寄って開く本のフリーマーケット。9月16日の開催に向けて、現在出店者募集中)夏ころになると、...  続きを読む

  • 2017年8月18日
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    半月舎だより 11 まち・文化

    古本の師匠  最近、開店当初の写真を見る機会があった。現在約三千冊ほどの本に埋め尽くされている半月舎の本棚だが、店を始めた頃の写真をまじまじ見ると、棚はすかすかでなんだか心もとなく、「よくこれで『古本屋です』とお店をはじめたものだなあ」と、今にして思う。おそらく、最初に棚に並べた冊数は500に満たないほど。けれども、...  続きを読む

  • 2017年6月16日
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    半月舎だより 9 まち・文化

    のらくろが見ている  店に入って本棚を見回したお客さんに、「ここの本は全部売っているの?」と聞かれることがある。この店の何がお客さんにそんな質問をさせてしまうのか…と思いつつ、「はい、だいたいの本は」とわたしは答えている。そう、本当は、売っていない本も棚にある。  そのうちの一冊が、「のらくろ漫画全集 少年倶楽部名作...  続きを読む

  • 2017年4月27日
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    半月舎だより 8 まち・文化

    憧れの「本屋エプロン」  本屋の制服といえばやはりエプロンだろう。そんな安直な理由から「半月舎のエプロン」をつくろうと思い立ち、早3年ほどが経つ。こんなに時が経ってしまっているのは、どんなエプロンにしたらよいか、思い定めることができなかったからである。近所のシャツ屋さんがエプロンもつくっているので相談に行ったこともあ...  続きを読む