「荒神山」を含む記事一覧
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2019年11月19日
湖東・湖北 ふることふみ 62
永禄の佐和山城の戦い まち・文化六角氏の本陣、荒神山城址(荒神山古墳) 永禄2年(1559)、肥田城水攻め 翌永禄3年、野良田の戦い 2年に及ぶ六角軍の出兵を防いで浅井賢政が勝利を収めたことは近江戦国史における重要事項となった。また足利将軍家にも影響を及ぼしていた六角氏の敗北によって、通説では浅井氏の北近江支配の安定化と六角氏の弱体... 続きを読む
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2019年3月14日
湖東・湖北 ふることふみ 54
将門伝説と平流山 まち・文化平将門の首は歌詰橋近くに埋葬されたとの伝承があり、現在は山塚古墳と呼ばれている。 しかし関東から近江まで首だけになって飛んでくるような将門の怨念がそのまま塚の中で大人しくなるはずはなかった。昭和48年に発刊された『日本の首塚』(遠藤秀男 雄山閣出版)には愛知郡千枝村の将門首塚伝説として「空をとんできた首が落下... 続きを読む
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2019年1月8日
いつか松茸山のように まち・文化
荒神山ファンクラブ11月の終わり、雨上がりの日曜日に荒神山を訪れた。かつて「松茸山」として有名だった荒神山にふたたび松茸を、と活動している荒神山ファンクラブの、「松茸復活プロジェクト」の作業が行われると聞いたからだ。ファンクラブ代表の水野華織さんに案内してもらい、色とりどりの落ち葉を踏みしめながら、整備された山道をふもとからのぼ... 続きを読む
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2016年3月31日
子どもと登る荒神山 まち・文化
3月半ばのまだ肌寒い日曜日、6歳の息子と4歳の娘を連れて荒神山に出かけた。 荒神山は、彦根市民にとってはおなじみの山だ。小学生時代に登った方も多いのではないだろうか。標高284メートル。山に登り慣れた人にとってはもの足りないが、子どもたちの登山デビューにはうってつけだ。 荒神山には、車も通れる林道のほかにも... 続きを読む
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2010年7月20日
平将門の首の続き まち・文化
前回、『将門の首』の記事を書いた。『関東八州を制圧し、新皇を名乗った将門は東国の英雄であり、斬首されるという非業の死は伝説を生み、怨霊・怨念の系譜へと繋がっていく。伝説は関東を中心に全国に広がり、淡海にも大津市、彦根市、愛荘町に残っているという。彦根市は「平流山(荒神山)」、愛荘町は「のまず(野間津・不飲)の池」「山... 続きを読む