「映画」を含む記事一覧

  • 2019年7月8日
    No Image

    電話BOX まち・文化

     気の遠くなるような昔の話ではない。その呼び方が正しいかどうかわからないけれど、街のあちこちに電話BOXがあった。事態が深刻になるとわかっていながら夜を明かしたことや、友人から小銭を借りた経験は誰にでもあるだろう。  公衆電話やブースをリアルに経験することのない現代の人々は、ハリーポッターやマトリックスを観てどんなふう...  続きを読む

  • 2018年8月30日

    映画「カメラを止めるな!」
    上田慎一郎監督 木之本凱旋上映会&講演会 まち・文化

     今年いちばんの話題作という呼び声の高い大ヒット映画「カメラを止めるな!」。新人監督と無名俳優による映画でありながら、口コミで話題となり、6月に都内2館での上映から始まって、いまや全国に上映館が広がっている。  機会を得て、私も映画を観ることができた。ここであらすじを述べたいところだが、実は安易にあらすじを述べて...  続きを読む

  • 2015年6月29日

    学習療法という希望の光 まち・文化
    「僕がジョンと呼ばれるまで」上映会

    上映実行委員会の瀧波信之さん  先日、「僕がジョンと呼ばれるまで」という映画の試写会に参加してきた。  「僕がジョンと呼ばれるまで」は、学習療法という日本で開発された脳活性化プログラムを基に、アメリカの介護施設で行われた認知症改善の取り組みを追ったドキュメンタリー映画だ。この4月に発足した滋賀県学習療法実践研...  続きを読む

  • 2015年1月11日

    映画『バンクーバーの朝日』と彦根・湖東 まち・文化

    1915年 初代朝日チーム。後列左から2人目、宮崎松二郎・中央列左から3人目、北川初次郎・前列左から3人目、北川(堀居)由太郎(彦根市教育委員会 歴史民俗資料室 小林 隆氏所蔵『Asahi : A LEGEND IN BASEBALL』より)  彦根のビバシティシネマで上映中の映画『バンクーバーの朝日』のこと...  続きを読む

  • 2014年2月21日

    ママ目線、女性目線を大切に お店
    Shoko

    お子さん連れには嬉しい座敷席  彦根や豊郷がロケ地となった映画「僕は友達が少ない」が今月1日ついに公開となった。同タイトルのベストセラーライトノベルをもとにしたこの作品は、瀬戸康史や北乃きいといった今をときめく若手俳優が高校を舞台に繰り広げる  残念系青春ラブコメ  である。予告編を見て衝...  続きを読む

  • 2013年4月19日

    耳を澄ませ! スティーヴ エトウ 酒蔵ライブ まち・文化

     昨年、10月26日から28日までの3日間、豊郷、米原、彦根の3地域で、秋原北胤監督の『家』の滋賀ロケが行われたことは以前に話したが、いよいよ6月1日より彦根のビバシティシネマで公開となる。  原作の『家』は、明治44年(1911)に島崎藤村が発表した自伝的長編小説で、藤村自身を投影した小説家を主人公に据え、生家...  続きを読む

  • 2012年11月16日

    映像でつながる人の物語 まち・文化

     東近江市の永源寺図書館で、戦前の旧八日市尋常小学校の日々を記録した8ミリフィルムの上映会が行われた。企画したのは同市在住でNPO法人アートポリス大阪協議会滋賀支部の鋒山己之助さん。4年ほど前、映像の産業・文化・教育の振興で地域活性化を目指すアートポリスの活動に出会った。中でも世界ホームムービーの日(10月20日...  続きを読む

  • 2012年11月14日

    映画『家』、醒井ロケに200名が参加 まち・文化

     2012年10月26日から28日までの3日間、豊郷、米原、彦根の3地域で、秋原北胤監督の次回作品『家』の滋賀ロケが行われた。秋原監督の映画撮影は、東京から最低限のスタッフと共に現地入りし、地元有志の協力を得て実施するのが特徴。ボランティアスタッフがロケ地の選定から小道具の準備、エキストラの募集、当日の交通整理ま...  続きを読む

  • 2012年11月12日

    狼少年映画ポスター展 2 まち・文化

     狼少年は、映画と映画のポスターが大好きな僕の友人である。映画評論家蓮實重彦(はすみしげひこ)の「世界で年間300の映画が公開されている。300本観ないということは映画が君から遠のいていく」という言葉を信じ、300本観なくてはと思ったという。高知で映画と共に学生時代を生きた人である。映写技師のアルバイト、土曜日は...  続きを読む

  • 2012年11月2日

    狼少年の映画ポスター展 1 まち・文化
    彦根・花しょうぶ通り 逓信舍

     戦国をテーマに盛り上がる花しょうぶ通り商店街の、旧川原町郵便局舎(高﨑家住宅主屋)が、新しく「逓信舍」という名前で11月3日にオープンする。「寺子屋力石」「戦國丸」を運営する「LLP(有限責任事業組合)ひこね街の駅」が、「情報」をテーマとした第3の街の駅として、新たな賑わいを創出する取り組みを進めている。  旧...  続きを読む

  • 2012年8月17日

    彦根にて映画撮影はじまる まち・文化

     2012年6月、彦根ビバシティシネマにて上映された『一遍上人』。この作品を撮った秋原北胤監督が次回作を準備している。タイトルは『家』、島崎藤村の同名小説を映像化する予定だ。  一本の映画を撮るにあたり、複数のロケ地で撮影を行うのが秋原監督の流儀だ。スタッフは極力少なく、地元の人々に全面的に協力を依頼し、みんなで...  続きを読む

  • 2012年4月23日

    映画で遊べば地方が盛り上がる
    映画「一遍上人」がつなぐ縁  まち・文化

    秋原北胤監督  2012年6月2日(土)、彦根ビバシティシネマにて『一遍上人』が封切られる。富士川(長野県・山梨県及び静岡県を流れる河川)以西では初公開となるこの映画の成功に向けて、「彦根を映画で盛り上げる会」が動いた。「一遍上人を盛り上げる会」として、秋原北胤監督を招待。4月17日(火)、花しょうぶ通り商店...  続きを読む

  • 2012年4月18日

    一遍上人 まち・文化

     「一遍上人」は鎌倉時代中期の僧侶で、現代でもその生き方に憧れる人は多い。  平治の乱、源平の合戦、承久の乱、天変地異や飢饉……、一遍上人は、仏教を人々救済の為に生かそうとした宗教家の一人だ。「捨ててこそ」のキーワードを思い出す人もいるだろう。  すべてを捨て去る為に、一遍上人は留まることなく諸国を歩き続けるわけ...  続きを読む

  • 2011年10月24日

    映画「一命」と「ぐい呑」 まち・文化

    世戸紀代美さんのオリジナル作品はしょうぶ屋(彦根市河原1-3-1・TEL: 0749-22-8613)で販売している。  今、彦根のまちでは『映画「一命」彦根大ヒットに一命を賭す会』の活動が盛り上がっている。記事「映画『一命』 彦根大ヒットに 命を賭す会」でも紹介したが、この会は、現在公開中の映画「一命」にあ...  続きを読む

  • 2011年9月14日

    映画「一命」 彦根大ヒットに 命を賭す会 まち・文化

    8月30日の三池崇史監督彦根市表敬訪問  10月15日ロードショーが始まる、映画「一命(いちめい)」は、彦根藩の江戸屋敷が舞台。井伊家第二代直孝公の時代、浪人、津雲半四郎(つくもはんしろう・市川海老蔵)と千々岩求女(ちぢいわもとめ・瑛太)は、豊臣恩顧の大名を排除し、徳川家の支配を強化するという一方的な政治的思惑...  続きを読む