天狗残滓 2

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 長浜市 東近江市 2013年11月20日更新

 12月14日・15日と一泊二日で、「天狗現る!」というツアーが予定されている。淡海妖怪学波としては、今も少なからず残る湖東・湖北の天狗がいた痕跡を探してみたいと思い立った。
 2005年、編集部に妖怪の話が伝わっていると、長浜市にお住まいのT・Hさんから連絡があった。旧びわ町大浜の日吉神社正面に古い杉の大木があり、夜遅く神社の前を通ると、上の方からザー、パラパラと砂が降ってくるというのだ。街灯も無い時代の話で天狗の仕業だと伝わっている。
 砂をかける妖怪は日本中に伝承され、本来は狐や狸の仕業とされることが多いにも関わらず、大浜では天狗の仕業であるところが趣がある。
 昔は山の中で砂石が降ってくるのを「天狗礫(つぶて)」といった。江戸時代後期の浮世絵師で妖怪画を多く描いた鳥山石燕(とりやませきえん)も「天狗礫」を『今昔百鬼拾遺』に描いている。「深山幽谷の中にて一陣の魔風おこり、山鳴、谷こたへて、大石をとばす事あり。是を天狗礫と云。」
 礫は石であるのに対して大浜の天狗は「砂」であり、更に、大浜は琵琶湖に近く、深山幽谷とは程遠く、近江独特の怪異ではないだろうか。

彦根ゴーストツアー「天狗現る」の章

太郎坊天狗、白洲正子の『かくれ里』に登場する教林坊…。能・小泉八雲・講談から天狗に迫る。

2013年12月14日(土)・15日(日)1泊2日
お一人様18,000円(税込)・最少催行人員15名

企画・実施

近江屋ツアーセンター TEL: 0749-23-0038
滋賀県知事登録旅行業2-68号 旅行業務取扱管理者  田渕正人
〒522-0071 滋賀県彦根市元町4-1 滋賀県湖東合同庁舎1階
営業時間 8:30~17:15

お問い合わせ

空の旅人舎
〒522-0064 滋賀県彦根市本町2-3-3
10:00〜17:00
TEL: 090-3267-7712

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

編集部

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