古本を片手に過ごす一日

ひこねウモレボン市

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 彦根市 2013年9月23日更新

ウモレボン市のキャラクター・「ワサンボン」。2011年の第1回ウモレボン市開催とともに誕生。無口そうにみえて、twitterなどで発言している。

 小学生の頃、週末ごとにせがんでは、古本屋に連れて行ってもらっていた。図書館も好きだったけれど、古本屋の方が好きだった。自分のお小遣いでも買える本がたくさんある古本屋。もちろん、子どものわずかなお小遣いで買うことができる冊数は限られる。けれど、その限られた冊数を選んでいる間が至福だった。 今思えば、本を読んでいる時間と同じくらい、古本屋にいたのではないかと思う。お店にいること自体が幸せだったのだ。
 さて、9月の終わりに、彦根で古本市「ひこねウモレボン市」が開かれる。古本市といっても、有名な下鴨神社の古本市のように、古本業者が集まって市が立つのではない。出店者は自宅にある不要の本を持ち寄って、その日一日だけ自分の古本屋の店主になる、いわば本のフリーマーケットだ。「ウモレボン」とは、日の目を見ず、「ウモレ」ている本を指すのだという。こうしたスタイルの古本市は、「一箱古本市」と呼ばれ、巷でもはやっているらしい。
 当日は、古本だけでなく、食べものや雑貨のお店も20軒ほど出る。夜にはライブも行われ、日がな、古本を片手に楽しく過ごすことができそうだ。
 主催者のひとり、半月舎の御子柴さんは、「ウモレボン市は、今年で3回目を迎えます。最初は、本好きのひとが出会う機会になったらな、というささやかな気持ちで始めたのですが、いろんな方が興味を示してくださって、古本以外の出店もしていただくようになりました。こういう広がりが持てるようになったのは、やっぱり真ん中に【本】があるからだと思います」と話してくれた。
 本にウモレていた少女時代、本を通じて、演劇や、音楽の名まえを知ったし、きれいな絵や写真にも出会った。そんな思い出が帰ってくる一日になりそうだ。

 

ひこねウモレボン市

2013年9月29日(日)

一箱古本市+手づくり市
10:00~16:00 / 滋賀縣護國神社 

ウモレボンライブ
18:00~20:00 / ほっこりカフェ朴
出演:かえるさん&かりきりん、フジワラサトシ、福西悟一(DJ)
料金: 前売2,000円・当日2,300円(+1ドリンク)

お問い合わせ
TEL: 0749-26-1201(半月舎)
http://umorebon.seesaa.net/

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

編集部

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