カロム遂に「偉大なる、しゅららぼん」 に登場!
2010年8月、DADAジャーナルに『万城目学(まきめ・まなぶ)氏に注目である。プロフィールは記さないが、「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」「プリンセス・トヨトミ」「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」の著者である。「プリンセス・トヨトミ」は映画化決定(綾瀬はるか主演)。2011年初夏、全国公開予定。現在、湖東・湖北を舞台に「偉大なる、しゅららぼん」を小説すばる(集英社)5月号から連載中である』と書いた。
そして、「偉大なる、しゅららぼん」第9回(小説すばる)に、遂にカロムが登場した。それもかなり正確に書き込まれている。
『盤上のマークに赤色の手玉を置き、豪快に人差し指の爪で弾いた。
盤の中央に円形に並べられた玉が派手に散らばり、にぎやかな音を響かせながら、未知のゲーム、カロムが始まった』。
カロムを知る者ならばワクワクする。挿絵が彦根のカロム盤とは様子が異なっているが、きっと何らかの意図があるに違いないと思っている。2011年も引き続き、万城目氏に注目!「偉大なる、しゅららぼん」から目が離せない。
【編集部】