変わった植物

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 彦根市 2010年11月14日更新

南川瀬町のナスビ

巨大なオクラ

 DADAの誌面が少し変わった。
 カラーにしようという企みへの一歩である。本当ならば、一気にやってしまうのだろうけど、僕らはほとんど進まない。気がつくと、少し変わったかなという程度である。
 また、言われなくては気づかないこともある。興味の対象が異なるのだ。例えば、モンブランの万年筆を使っていたとしても、それが世界に一本のものであったとしても、知らない人には全く関係の無い話と同じだ。
 植物だってそう……同じである。夏の終わりから秋にかけて幾つかの変わった植物をみかけた。ナスビ、オクラ、ギンナン。
 ナスビは、南川瀬町の松野たずゑさんの畑のものだ。ナスビは夕日を受け葉影で光っていた。何故か同じ畝からカタチが異なるナスビ採れる。味はフツーのナスビと変わらないという。
 オクラは、彦根の夢京橋キャッスルロードと四番町スクエアの間に置いてあった植木鉢のものだ。あまりに大きいので、それがオクラだと気づくまで時間がかかった。食卓に出てくるオクラは知っているが、こうして成っているところを見たことがなく、大きいので衝撃的だった。多分その植木鉢は夏の間もずっとあって、花も咲いただろうけど、僕は気づかなかった。
 四角いギンナンの在処は教えてもらった。教えてもらわなければ、一生、見ることは無かったと思う。
 自分自身で気づいていくには時間ががかかる。多分、何にでも進化の方向というのがあって、何処かに真っ直ぐ向かっている。DADAの向かう方向は、相変わらず風任せだけど……。

小太郎

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