RALLY NIPPON 2010

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 彦根市 2010年10月18日更新

 昨年、10月19日月曜日、午前10時過ぎ、表が騒がしいので出てみるとクラシックカーが何台も目の前を通り過ぎていった。僕らは「流し撮り」の練習をしようとカメラを持ち出し、何度もシャッターを押した。「流し撮り」というのは撮影テクニックの一つで、動くものを追いかけながらシャッターを切る。背景が流れたように写り、スピード感が出るのだ。撮影は巧くいかなかったが、いつかどこかで見たようなクラシックカーが、城下町を走っている……、素敵に思えた。
 スピードを競うのではない公道レース。それが、「RALLY NIPPON 2009」だと知ったのは後のことだ。
 「RALLY NIPPON 」は、単なるクラシックカーのラリーイベントではない。少し長くなるが、企画趣旨を記す。
 『日本を元気にする応援プロジェクト! それが「RALLY NIPPON」です。
 日本は歴史的に大いなる意味を持った建物や自然が数多く存在します。
 長い時を経て、この国の「美しさ」をかたちづくるこれらの建物や自然は、「世界遺産」として登録され、いまや世界中に知られています。昨年4月より、社団法人日本ユネスコ協会連盟は、100年後の子ども達に長い歴史と伝統のもとで豊かに培われてきた地域文化・自然遺産を伝えるための運動として「プロジェクト未来遺産」運動をスタートさせました。
 その公式連携事業として、「RALLY NIPPON」は今年も「プロジェクト未来遺産」を応援していきます。
 「世界遺産」「プロジェクト未来遺産」で認定されたエリアを地域の守るべきもの(宝もの)とし、人間が生み出した文明の最高傑作であり、芸術作品でもあるクラシックカーでつないでいく。
 そうすることで、当時のエネルギーや、保存発展に携わった人々の英知などを照らし出すことができるのではないでしょうか。』
 後援に、読売新聞東京本社、大阪本社、滋賀県、彦根市の名前があった。
 今年の「RALLY NIPPON 2010」は、11月5日皇居前をスタートして、1都1府10県を巡り京都府がゴールとなっている。3日目の11月7日夕方長浜、4日目の8日朝、彦根城をスタートするらしい。
 実は、昨年は超有名人も参加していたらしいのだが、後の祭りである。今年は、予め撮影のベストポイントを探し、流し撮りに再度チャレンジするつもりだ。ひょっとすると、超有名人が写るかもしれないというオマケ付きだから、気合いも充実している。

RALLY NIPPON 2010

主  催 ラリーニッポン2010実行委員会
特別協力 社団法人日本ユネスコ協会連盟 / ぎふコルモラーニ
後  援 読売新聞東京本社、大阪本社 / 社団法人平城遷都1300年記念事業協会 / 日本政府観光局 / テレビ金沢 / 輪島市 / 輪島市観光協会 / 金沢市 / 七尾市 / 滋賀県 / 彦根市 / 高山市 / 社団法人岐阜県観光連盟 / 京都府 / 京都市 / 京都商工会議所 / 横浜市経済観光局 / Y152実行委員会 / 社団法人横浜青年会議所 / 横浜中華街発展会協同組合 / 財団法人横浜観光コンベンション・ビューロー
運営協力 NASC SAND WORKS PROJECT
企画運営 一般財団法人ラリーニッポン

店舗等の情報は取材時のものですので、お訪ねになる前にご確認ください。

雲行

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