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実現にどれほど時間がかかっても問題ではないような夢

このエントリーをはてなブックマークに追加 地域: 2015年11月9日更新

 秋が深くなりはじめた頃、「実現にどれほど時間がかかっても問題ではないような夢」が誰にでもあるのかもしれないと思った。勿論、時がすぎれば老いる。そんなことも実はどうでもいいような類いのこと。ところが僕は随分と俗物にできているから、ただ焦っている。そういう自分にも焦っている。ましてや事態は急変するものだから、力が入って肩が凝る。幾度、繰り返せば…と僕は学ばない。
 仕事で寺社に行くことも多いのだが、昔は、抽象的だった僕の願いは近頃ものすごく具体的になった。しかも将来などと言ってはおれず、直近。僕は、そんな風に生きている。昨日も、夕方外に出て、もう夜なのだと思った。何もかもが、そんな様子なのである。それで、いいんじゃないか。「バカボンのパパ」はやっぱり偉大なのである。「実現にどれほど時間がかかっても問題ではないような夢」があっていいのかもしれない。

小太郎

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