つくって、食べよう

第74回 イタリア的日常ご飯 〜弁当編〜

このエントリーをはてなブックマークに追加 2011年2月25日更新
イタリア的日常ご飯 〜弁当編〜

 懐がさみしいなぁ…そんな時の心強い味方はやっぱり手作り弁当!諸外国に比べ日本の弁当はバラエティに富み、これは主食であるジャポニカ米が冷めてもおいしいことも関係しているそうです。そういえばイタリアで弁当って見たことがありません。最近は電子レンジの普及に伴い、前の晩の残り物を持参するイタリア人もいるようですが、普通は冷蔵庫にある食材をパンにはさんで「パニーノ」を作る程度です。日本だと握り飯的存在でしょうか。生ハムとチーズは黄金コンビ、オリーブや野菜のマリネをたっぷり入れたり、即席オムレツを作ってはさんだり…作り手の個性が垣間見られ、これがなかなか面白い!
そしてパニーノを包むのは、なぜかアルミホイルです。
冷蔵庫に保存する時もアルミ率が高いけど、あ、もしかしてオーブン文化だから? もしかすると電子レンジの普及率上昇で、ラップ率が上がるのかもしれませんね。そんなことを考えながら、久しぶりにパニーノを作ってみました。簡単なものばかりなので、よかったらみなさんもお試しくださいね。

あきこ Profile

1977年生まれ。兵庫県明石市出身。京都の大学に在学中、旅行をきっかけにイタリアに魅了される。その加熱ぶりは卒業論文のテーマを「バルサミコ酢」にしてしまったほど。卒業まもなく管理栄養士の資格を取得。半年後、憧れのイタリアへ料理の勉強に旅立つ。2004年4月より彦根市内に勤務し、現在は湖国ライフを満喫中。

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